元理学療法士の教える健康法

医師が飲んでる二日酔いの薬

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この記事の目次

医者だって酒を飲む

現在は自営業者としカフェの経営をしているのですが、それまではとある病院で理学療法士としてリハビリへ勤務しておりました。

病院職員にも福利厚生イベントはあり、忘年会や慰安旅行、クリスマスパーティーや新年会と、ことあるごとに看護師さんと楽しい時間を過ごしたものです。

今のコロナ禍の中では考えられないことですね。

また、個人病院なので予算は理事長の裁量で使い放題という感じで、それは豪華な今ではとても経験できないような食事もできました。

当然ドクターも参加して無礼講というか我々もごっちゃまぜになって考えられないようなどんちゃん騒ぎをしたものでした。

整形外科病院だからという訳でもないのでしょうが、先生方もかなりの酒豪で酩酊する先生もおられました。

内科の先生なら自分の健康についても注意して飲酒もほどほどにするのかもしれません。

あれは確かクリスマスパーティ明けの平日勤務の日でした。

前夜、次の日仕事があるというのにかなり飲んでしまい朝から二日酔いでした。

朝から酒の匂いをぷんぷんさせていたようです。

仲の良かった婦長さんが見かねて「外来で点滴してもらいなさい?」と私の手を引っ張って外来の奥のベッドで寝かされ先生に何か話していました。

「君、昨日はよく飲んだな」と院長が私の顔色を見に来ました。

「二日酔いの点滴してやるよ」と婦長さんになにやら申し付けると婦長さんが若い看護師さんに指示して点滴を受けました。

「これから、宴会の前には『五苓散』飲んどくといいよ。」

私も酒の前には必ず飲むようにしているんだ。

薬剤師に言えば出してくれるよ。

病院に勤めている役得とでもいうのですか、薬には事欠きません。

ちなみに何の点滴かと言いますとグリチルリチン酸、グルタチオンの含まれた点滴で、アルコールの代謝を良くするらしいです。

五苓散とは漢方薬のようです。

五苓散とは

病院には二日酔いの薬も処方するのかと思っていてところ、五苓散とはもともと手足のむくみなどに対する利尿作用を促す薬だということです。

病院ではツムラの五苓散を使っていました。

それ以降、病院の薬局で五苓散を出してもらうのですが、一度試してみると病みつきになります。

病みつきとはおかしな表現ですが、とにかく体が楽になります。

医師も飲酒時は必ず飲んでいるということもあり、安心感があります。

五苓散を飲んだ感想

とにかくよくトイレに行きます。

大ではなく小便の方です。

30分に一回行くという感じですか。

それも行くたびに大量の尿が出ます。

そしてトイレに行くたびに何か体のアルコールが抜けていくような錯覚に陥り、それがまた体を元気にする感じがするのです。

それまでは、某メーカーの肝臓エキスや、オルニチンなどを飲んでいたのですが正直おまじないのような感じでこれで肝臓が守れるという不確かな願いに似た気持ちで飲んでいました。

五苓散を飲み始めてからはやはり肝臓エキスや、オルニチンはあまり効いてなかったなという感じになりました。

それほど五苓散は私にとって飲酒時には欠かせないものとなってしまいました。

市販品は成分や、その配合量などに不確かなものが多い。

薬局の同僚に聞いたのですが五苓散は漢方でその成分は厳しく管理されなければ五苓散ではないらしいです。

つまり病院で処方しているものは市販の五苓散とはレベルが違うということです。

最近、街の薬局で五苓散を買い求めようとしたのですがツムラの五苓散はなかなか見つかりません。

他メーカーの五苓散はなかなか成分的に不確かなものが多いと聞きます。

たとえ漢方薬でも市販の薬よりは病院が処方するものと同じものが欲しくてツムラの五苓散を探して薬局周りをしたのですが、ドコモ置いてあるのはツムラとは違ったものでした。

そこでこういう時はアマゾンに限ると思い、探してみました。

やはりアマゾンですね、多くの商品がヒットしました。

しかし、五苓散には「第2類医薬品」との表示があります。

 

たしか、第2類医薬品はコンビニでも薬剤師または登録販売者の資格が要ると聞いていました。

だから登録販売者の資格をコンビニが競って取得したということがあったはずです。

法律が改正になり医薬品も通販できるようになった。

そこでアマゾンを調べてみると以下のような表示がありました。

 

 

法律が改正され、市販薬は「要指導医薬品」と「一般用医薬品」の2つに大きく分けられ一般医薬品はネット販売できるようになったのです。

ただし、ネット販売には厳しい制約もあるらしいです。

要指導医薬品とは劇薬指定のものとかがあるそうです。

とにかくこれで、病院に二日酔いでかかるわけにもいかず自分で漢方医薬品の五苓散が調達できるようになったことはうれしい限りです。

第2類医薬品とある以上どのメーカーも成分は同じだと思われますが、ひとつ気になることがあって私はツムラの五苓散を選びました。

他のメーカーは五苓散のバージョンが複数あるのに対しツムラはツムラの五苓散単一です。

また価格もやはり一番高価になっています。

高いからよく効くとも言えないでしょうが、やはり信頼感が違います。

病院勤務時代から飲んでいるという安心感もあります。


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