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一時的な食糧危機は起きてもおかしくない
さて、国連とWTOがこのまま新型コロナの収束が長引けばコロナ世界的食糧危機の恐れがあると警告を出しました。
実際のところ日本の専門家の分析では日本においては輸出制限が起きても過去の事例から見ても大きな食糧危機は起きないということです。
ただ、何らかの原因による流通問題によって一時的な食糧危機は起きるかもしれないということです。
あくまで一時的なものなのですから数週間、もしくは数か月しのげば元に戻ってきます。
我々は、最悪数か月の食糧難に耐える備蓄をしておくべきだと思います。
いざ食糧が不足するとマスコミに流れれば記憶に新しいトイレットペーパーをはじめとする紙製品の陳列棚の光景が食糧品棚に起きるということです。
皆が、備蓄をすることによって浅ましい奪い合いもすることがなくなります。
あらかたの備蓄に関しては他の記事で書きました。
新鮮な野菜を備蓄する方法
カロリーベースでは多くの備蓄は可能でしょう。
ただし野菜の備蓄は無理と言わざるを得ません。
某メーカーのフリーズドライ野菜を使った具だくさん味噌汁など
フィリーズドライはひとつの保存方法かもしれません。
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冷凍も保存法の一つですが野菜の冷凍は非常に難しく冷凍時に野菜の組織を壊してしまいます。
その後解凍時に細胞間に空洞ができてしまい家庭ではうまく冷凍できません。
業務用の冷蔵庫で急速冷凍ができれば風味を保ったまま冷凍できますが家庭用冷蔵庫では無理です。
野菜の備蓄は種で
そこで新鮮な野菜を備蓄するには野菜になる前に備蓄しておくことが最適ではないでしょうか。
「食糧危機になったら農家を始めるのか!」といわれそうですが、本格的に野菜を露地栽培していくわけではありません。
水耕栽培という手段で収穫期間の短い野菜を栽培するわけです。
水耕栽培に適している野菜としては次のものがあります。
- 葉物野菜全般(ベビーリーフ・レタス・ルッコラなど)
- トマトやナス・キュウリなどの実のなる野菜
- ハーブ類
種といえども生命ですから寿命があります。
レタス 2~3年
サラダ菜 4~5年
春菊 2~3年
水菜 3~4年
葉大根 2~3年
ほとんどが安価に手に入ります。まして種ですので保存場所に困ることもありません。
ただし乾燥した冷暗所に保存しないと寿命が短くなります。
冷蔵庫に保存するのが一番だと思われます。
水耕栽培はDIYで作ることもできますがオールインワンのキットがあります。
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とりあえず。キットを買って仕組みを理解すればもっと大掛かりに自分なりに作れると思います。
水耕栽培でどのくらいで食べられるようになるか。
さていざ、食糧難となったときどのくらいの期間で新鮮な野菜を水耕栽培で食べられるようになるでしょうか。
葉物野菜は早く栽培できますがやはり実のなるものは時間があかかります。
大体の期間は次の通りです。
- 葉物野菜やハーブ:約3週間~1か月
- キュウリ・トマト・ナス等の実のなる野菜:4か月後が目安
できれば今から栽培しておけば要領もわかりますし工夫もでき、いざという時に慌てなくてもよくなります。
食糧難。
来ないことを祈りますが、スーパーで長蛇の列に並んで奪い合うようなことはしたくありません。
生命保険に入る方がよほど遠い備蓄のように感じます。