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もはや空気感染するコロナにオゾン発生器が有効!

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オゾンが新型ウイルスに有効なことが実証された。

令和2年5月14日付の公立大学法人奈良県立医科大学一般社団法人MBTコンソーシアムのプレスリリースによりますと。

オゾンによる新型コロナウイルス不活化を確認ということが発表されました。

以下がプレスリリースの全貌です。

2020年6月1日の報道により次亜塩素酸水の噴霧による空間除菌は医学的見地から推奨できないとの報道がありました。

せっかく営業再開にこじつけそのためにコロナ対策として次亜塩素酸噴霧による空間除菌を実施されている店舗の方々は早急の対策に迫られていることと存じます。

また次亜塩素酸メーカーとしても噴霧器と抱き合わせで販売していたメーカーなどは今回の報道により相当な痛手を被ったことに違いないと思われます。

以前から、オゾンガスは脱臭、除菌見句的としての使用がゆうぼうしされていました。

しかし残念ながらそのエビデンスのに乏しく積極的に使われなかったという歴史があります。

しかしこの度、奈良県立医科大学の研究によりなんとコロナウイルスの不活性に有意に働くことが検証されたのです。

これには、かねてよりオゾン発生器を除菌消臭目的として販売していた業者にとってはとんでもない朗報となりました。

以前、私が空間除菌について記事を書く際、家庭用オゾン発生器では老舗のマクセルにオゾンはコロナウイルスに対して不活性効果はあるのかという取材をしました。

実際各オゾン発生器メーカーには同様の質問が殺到しているらしいです。

答えとしていただいたメールは以下のようなものでした。

オゾンが様々な菌、ウイルスに有効なことはこれまでの実験で判明していることですが、残念ながら新型コロナに対する実証実験は現在行われておりません。

したがって、コロナウイルスに対するオゾンの有効性についての言及は避けたゐという立場をとっております。

しかしその実験がやっと奈良県立医大により行われたわけです。

次亜塩素酸水の噴霧によるコロナ対策が推奨されない今。

オゾンは新たな空間除菌の手段として有望視されるものの一つに上がることになりました。

オゾンの安全性

ここで気になるのが、オゾンの安全性です。

国民生活センターでは室内環境基準として0.1PPMを推奨しており、これを超えるオゾンを発生する機器に関しては注意喚起がされています。

オゾンのコロナウイルス不活性化の原理はその酸化力によるものです。

したがって人体に取り込まれるとその表面で酸化が起こります。

推奨濃度を超えると臭気・刺激・咳・頭痛・眠気・胸部圧迫感などの症状を発症することがあります。

さらに5ppmを超える状態が続くと肺水腫を招き生命の危険を生じます。

ただし、オゾンには発がん性が認められません

オゾン発生器は業務用と家庭用があります。

業務用オゾン発生器

業務用は以下のようなものです。

以外に価格の安さに驚かれると思いますが。もともとオゾンの発生の仕組み自体簡単なもので複雑な機械ではありません。

商品としてオゾンを発生させる仕組みは2つあります。

一つは紫外線ランプによるもので紫外線の波長は185nm(ナノメートル)です。これは自然界オゾン層を形成する行程と全く同じです。

もう一つは放電によるもので紫外線よりもより多くのオゾンを生産できます。

業務用のものは、もともと脱臭機として売られています。新型コロナから俄然注目されるようになりました。

業務用は一般に人がいなくなってから使用するものです

高濃度のオゾンを発生しますので、人体には有害です。

使い方としては。業務が終わった後飲食店や理髪店などの店舗の消毒という形になり。

使用後は換気が必要です。

家庭用オゾン発生器

家庭用オゾン発生器は以下のものがあります。

家庭用のものの特徴としてはヒトやペットが居ても使用できるところです

家庭用オゾン発生器の日本メーカーの老舗はマクセルです。私もマクセルを使っています。

家庭用のものは常時稼働させてもオゾンが人体に影響する濃度に達しないところです。

また本体近くはやはりオゾン濃度が強い傾向になりますがほとんどの製品は人感センサーが付いています。

ヒトやペットを感知すると停止したり間隔を置いたインターバル作動になります。

飲食店は併用が望ましい。

飲食店で次亜塩素酸噴霧器が使えなくなった以上、何らかの対策を講じなければと思ってる方は多いことでしょう。

とにかく何らかの対策をしてるということをお客さんにアピールすることでその店自体に安心感と信頼が生まれます。

設置するときは何らかの説明を機械のそばに貼っておくことをお勧めします。

使い方としては家庭用を数か所に設置し、午後に一時閉店する時間を取っている店はその時間に業務用オゾン発生器を使って消毒しそのあと十分に換気する。

夜まで休みのない店は閉店後発生器を消毒して朝、開店前に換気する。

そういうサイクルを作ればいいと思います。

消毒時間は店の大きさにもよりますが500畳の広さでも2時間ほどです。

20席ほどのカフェなら10分ほどで終わります。

 

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