気が付いたらずーっと飲んでいる薬ありますか?
その薬は本当に必要なのでしょうか?
薬以外にその症状を改善する方法を調べたり実践していますか?
この記事の目次
薬はすべて毒である
以前、薬学の先生から聞いた話ですが昔の薬学のテキストの第1ページには「薬はすべて毒である」と書かれていたそうです。
そもそも日本人は薬に頼りすぎです。日本はいわゆる治療医学が主流ですから仕方ないのかもしれません。
それは日本が国民皆保険のもと、すべての国民が等しく医療を受けられる国であるからかに他なりません。
アメリカには公的医療保険がない
アメリカでは医療保険は民間の任意加入の保険しかなく日本のように公的な医療保険はありません。
企業に雇用されているひとや家族には会社から団体医療保険に加入できますが自営業など個人事業主は個人で保険に入ります。
もちろん保険料は高額で手続きも複雑、条件も極めて細分化されており、支払いの拒否をされる場合もあります。
救急車さえ有料なのです。
それゆえアメリカでは予防医学が進んでいます。
健康に良さそうなブームは殆どアメリカ発です。エアロビクス、サプリメント、ベジタリアン、ブートキャンプなど等。
アブトロニクスなど健康器具はすべてアメリカから流行しています。
薬が売れると製薬会社が儲かる
製薬会社が新薬を開発するのには莫大な資金と時間が必要になります。
新薬は世界中の医療ジャーナルや論文からヒントを探し、ある成分に注目すると研究が始まります。
製薬会社は山ほどあり、同じ薬を開発しようとする会社が乱立します。
開発は一刻を争う競争です。製薬会社はその潤沢な資金で自社の研究施設も充実した設備、研究員を確保していますが、
時間を争うとなれば検証など大学の医学部研究室などに委託する場合もあります。
製薬会社と医学部の癒着
大学の研究者が資金提供している製薬会社に忖度して実験データを改竄した研究論文はどの大学の医学部にも山ほど存在するといいます。
2014年に現役国立大学の医学会、製薬業界で知らないものはいないという有名な教授が実名で製薬会社と医学部の癒着現状を告発しました。
告発された研究者はいずれも医学会をリードする著明な教授とその助手たちでした。
告発内容は時間のかかるデータの採取が思うような結果が得られなかった際、結果ありきのいわゆるきれいなデータを捏造、または改ざんしたというものでした。
改ざんされたデータによって薬は認可されている
製薬会社に忖度した研究論文を発表すると教授は製薬会社からの資金提供を受けることができ大学でも名声が上がっていくといいます。
製薬会社の指示で行われた捏造改竄なのか、研究側から忖度して行われたのかは定かではありません。
しかしその改ざん、捏造されたでーたにデータに基づいて新薬が開発されているのです。
それでもその薬、飲みますか?
薬には必ず、副作用が明示されています。
その副作用にはまれに、ときに、ことがありますと頻度が曖昧に書かれていますがいったいどのくらいなのでしょうか。
一般的には「まれ」には1000人に一人以下、
「時には」は100人に1~5人
「○○が起こることがあります」はあるかもしれないし、ないかもしれない、つまり頻度は不明という事らしいです。
改ざんされたデータにより頻度を示されても信用できません。
過去の薬害事件
お医者さんを信じて飲んだ薬や治療で新たな病気にかかる薬害事件は過去枚挙にいとまがありません。
サリドマイドやキノホルムは知っている方もおられるでしょうがかなり以前の話です。
しかし1980年以降でもこのぐらいあります。
情報を取れば薬以外の解決法が見つかる
この情報時代、探せば様々ないい情報が見つかります。努力は必要ですが薬に頼らないという選択もあるように思います。
実際、頭痛に悩まされた女性が30代で毎日17錠も飲んでいた薬を40代で一念発起して薬を断ってみたところ体調が改善したという薬剤師の方もおられます。
しかし、薬が欠かせないのも現実です。薬がないと命の危険が生じる事も大いにあります。
ただ漫然と言われるがまま投薬を受けるのではなく、情報を取り、自分の状態を知り、時々投薬に疑問を持ってみるのも大切なことではないでしょうか。