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新電力で電気代が月額2万4000円安くなった

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この記事の目次

1、電力会社を変えてみた

電気代が安くなった理由は二つあります。

その一つが電力会社を変えたことです。

プロフィールにも書いてありますように私の自宅は店舗併用住宅で店舗ではカフェを営業しています。

昨年の8月の使用量は住居部分も含めて2992kwで、電気代は90,925円でした。

電気を一番使用するのはやはりエアコンで次に冷蔵庫です。ですら夏場は春、秋の約1.6倍になります。

ちなみに、四国電力のビジネスプランです。ビジネスプランは基本料金が1割ほど安くなります。

去年カフェを開業しましたので8月の電気料金を見てびっくりしてあわてて、新電力を勉強して安くなると確信し思い切って変えました。

8月の電気料金を見るのが楽しみでしたがやっと先日サイトから確認できました。

8月分 2522kw 66,810円でした昨年に比べて24,115円の減額です。

やはり新電力は安い、変更したことが正解だったと家族に自慢をしていたのですがよく見ると電力使用量自体が減っているのでこの数字は鵜呑みにできません。

電気代が安くなったのはもう一つ原因があったのですがそれは次のチャプターで書きますがまずは新電力の検証です。

電力使用量が分かっているので、四国電力のままだったとして今年の使用量を計算してみました。

昨年と今年の使用量の差は 2,992kw-2,522kw=470kw

四国電力の単価は24.96円/kwですので

 24.96円×470kw=11,731円

昨年の電気料金 90925円-今年減った使用量11,731円=79,194円(四国電力で計算した8月の電気料金)

四国電力だった場合の今年の電気料金-新電力の8月電気料金=(実質安くなった料金)が

79194円-66810円=12384円(新電力にしたことによって安くなった料金)



新電力によって加入当初に予想した電気料金の節約には成功したのですがひとつ腑に落ちないことがあります。

電力会社を変えると使用量も下がるのでしょうか?

昨年の使用量2992kw今年の使用量2522kwこの470kwの差はいったい何なのでしょうか?

生活や営業で昨年と変わったところはありません。全く同じようにエアコンを使い冷蔵庫も同じ台数が稼働しています。

2019年夏が冷夏だったとは思えません。2018年とほぼ同じぐらい暑かったと思います。

カフェの方で何かをしたという事もありません。

そこで妻に事情を話すと原因らしきものが分かりました。

2、エアコンは除湿運転で大幅な節電が見込める

電気代が安くなった理由の2つ目はこれでした。

妻がテレビ番組で「エアコンは除湿運転すると快適さはさほど変わらないが大幅に使用電力が減らせるという」ことを知り実際に実践してみた結果です。

カフェはさすがに業務ですから通常通りの運転していました。しかし、家庭用のエアコンは全て除湿運転しかしていなかったのでした。

私が気が付かなかったのも全く違和感を感じなかったからです。暑いという感じもしませんでしたし自らエアコンを操作したことがなかったのです。

それは在宅時は常時運転で除湿していたようです。夜もそうです。一晩中除湿運転でかけっぱなし。そういえば寒いように感じ巳が覚めたことが何度かありました。

エアコンは始動時に最も電力を食う

妻によりますと、その番組で言っていたのは「エアコンは始動時に最も多く電力がかかり、平均的なエアコンで始動時に30円も電気代がかかる」らしいです。

夜エアコンをつけてタイマーで切、暑くて目が覚めたらまたタイマーでつける。

それを繰り返すのなら除湿運転を朝までつけっぱなしの方がよほど節電になるという事です。

外間に効きますとどの部屋も除湿で温度は28度にしていたらしいですが、それでも夜中には寒いと何度か思ったぐらいです。

結局、それ以外に電気の使用量が減った理由は見つかりませんでした。

除湿運転と冷房運転の違い

冷房運転でも除湿はされるし除湿運転でもはやの温度は下がります。ではどこが違うのでしょうか?

冷房運転は設定温度までフルパワー

冷房運転では設定温度に達するまでコンプレッサーはフルパワーで一気に部屋を冷やします。

そして設定温度に達するとコンプレッサーはインバーター運転となりその温度を維持するように働きます。

しかしドアの開け閉めなどで部屋の温度が設定温度を超すとまたフルパワーで室温を下げます。

そのため起動電力がかなりかかります。

除湿運転は微弱運転

一方、除湿運転では最初からコンプレッサーは微弱運転で室内機の熱交換器で結露する温度の運転を続けます。

快適な湿度になるとコンプレッサーは最も低い運転に切り替わります。

また湿度設定がなく温度設定のある除湿運転では除湿が快適な湿度にならなくても設定温度に達すればコンプレッサーは最低の運転になります。

ですから除湿の場合温度設定は高めに設定することが節電につながります。

エアコンは定格能力の最低値が低いものを選ぶ

エアコンの能力表には定格能力というものがあります。

定格能力はkWで表示されていますがこれは単位時間に部屋から取り除く熱エネルギーの事を指します。

表を見て定格能力というのがありますが2.2kwとあります。これは大体6畳の部屋が目安という事になります。

2.2kwの横に()で囲まれた数字がありますここにはには0.5~2.8となっています。

これは、最大運転時の能力と最低運転時の能力を示します。

注目するのは最低運転時の能力です。

ここでは0.5になっていますがこの能力が低いほどつけっぱなしの運転に向いていることになります。

つまり、目的の湿度に達してから最低運転をする能力が低ければそれだけ節電になるという事です。

除湿運転を重視するなら最低能力の低いものを選びましょう。

 

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