併用すると副作用の危険がある薬
普段、まったく元気で薬のお世話になったことがないという人は別ですが、何らかの症状があり常用している薬がある人は市販の解熱剤を使う時には必ず薬剤師さんに相談しましょう。
女性自身8月16日号の資料
非ステロイド性抗炎症薬の例
併用する薬と副作用の危険性
降圧剤
(AEC阻害薬)
×高齢者は腎機能が低下する恐れがある。降圧剤を打ち消し血圧が下がらない。
利尿剤
(サイアサイド系:日サイアサイド系:カリウム保持性利尿剤など)
×腎機能の低下により利尿作用も下がる
糖尿病治療薬
(SU薬)
×低血糖を起こすリスクがある。
向精神薬
(リチウム製剤)
×腎機能の低下によりリチウムが排泄されずりちうむちゅう毒になる恐れ
抗リウマチ剤
(メトトレキサート)
×腎機能の低下によりリウマチ薬の毒性が排泄されず蓄積する
抗凝固剤
(ワルファリン)
×抗凝固作用を増幅し血液凝固が阻害され出血したときに血が止まりにくくなる。
ステロイド系抗炎症剤
(コルチゾール・プレドニゾロン)
×胃粘膜の生成が抑制され胃腸内の保護力が低下する。
抗てんかん薬
(パルブロ酸)
×パルブロ酸が排出されにくくなりパルブロ酸中毒になる可能性がある
鎮痛薬・総合感冒薬
(カフェイン)
×吸収力が高まり薬の効果が長続きしない
アセトアミノフェン薬の例
併用する薬と副作用の危険性
抗凝固剤
(ワルファリン)
×抗凝固作用を増幅し血液凝固が阻害され出血したときに血が止まりにくくなる。
抗てんかん薬
(ガルバマゼピン)
×抗凝固作用を増幅し血液凝固が阻害され出血したときに血が止まりにくくなる。アセトアミノフェンの代謝が促進され効果が低下する。肝機能の低下の恐れ。
抗うつ薬
(抗コリン薬)
×抗コリン薬の作用が強く働きすぎてしまい薬効の持続性がなくなる。
低用量ピル
(エストロゲン)
×血中濃度があがって代謝を阻害し頭痛が悪化したりアセトアミノフェンの作用を弱める可能性がある。
私は、とにかく病院にかかるのが苦手な方で、よほどのことがない限りはあまり病院へ行きません。
したがって、熱が出たりした場合おそらくは買い薬で済ませてしまうでしょう。
しかし数年前血圧が異常に高くなり(220オーバー)仕方なく近所の医院で投薬を受けることになりました。
つまり降圧剤を毎日服用しているわけです。
今回たまたま喫茶店の雑誌で目にした、薬の飲み合わせの記事。
思わずスマホでコピーを取りました。
自戒も込めて、皆様にも情報提供します。