この記事の目次
エアコンはメーカーによってコンセプトが違う
エアコンの大手と言えば次の5社に絞られるでしょう。
- ダイキン
- 日立
- 三菱
- シャープ
- パナソニック
また、その他として
- 富士通
- アイリスオーヤマ
- 東芝
- ナカトミ
などがあります。
各社とも最近ではコロナ禍もあり空気清浄機能に力を入れて製品開発をしているようです。
特にダイキンは加湿機能に特化したエアコンが売りでTVCMでも水のしずくをモチーフにしたキャラクターを使用しています。
また、コロナ以前よりイオンを発生させる空気清浄機能を盛んに前面に出した製品開発を進めています。
特にシャープのプラズマクラスターイオンは、空気清浄機としても有名なコンセプトです。
同じくパナソニックではナノイーイオン
ダイキンではストリーマ技術
各社名前は違いますがどれも似たり寄ったりのイオンによる除菌、防カビだと思われます。
またその他として挙げたメーカーは比較的廉価なモデルでかつ量販店の安売りのアイテムとしても大幅な値引きが効くようです。
また、防カビ機能や乾燥機能、除湿機能など各社ともグレードによりついていたりついていなかったりでメーカーによる区別はないようです。
実際、私も様々なメーカーの物を使ってきましたが買って後悔したとか買ってよかったと、感じたことはありません。
エアコンはどのメーカーも同じようなもの。
私的見解ですがエアコンなどというものはどのメーカーの物も似たようなもので、違うのはグレードによるものです。
スタンダードなのか、〇〇機能がついているものなのか上位機種と飛ばれるものなのか。
正直空気清浄機能など素人が感覚として優劣をつけられるものではないと思われます。
エアコンのメーカーはリモコンを見て決めよう
エアコンのリモコンと言ってもグレードによっては様々なオプションが設定されています。
ルーバーの上下の調節左右の調節、タイマー、ワンタッチタイマー、消臭様々なボタンがあります。
できれば上位機種ではなくスタンダードエアコンのリモコンを見てみましょう。
下のリモコンはパナソニックと三菱電機のリモコンの比較です。
ほぼ機能は変わりません。
ただどこか一つが違っているのをお判りでしょうか?
停止ボタンのあるリモコンを選びましょう
パナソニックのリモコンにはちゃんと独立した停止ボタンがあります。
一方、三菱電機のリモコンの停止ボタンは入るボタンと共通になっています。
リモコンは暗闇で扱うことも多くボタンが一つならば扱いやすいというコンセプトなのかもしれません。
ところがこれが実に使いづらいのです。
リモコンはほとんどが赤外線パルスを利用した通信方法です。
ですからエアコンに向かってリモコンの発光部を向けてボタンを押します。
しかしエアコンとの角度や室内機の徐行部の汚れなどで停止ボタンの信号が届かないことが多々あるのです。
その場合、もう一度エアコン入りにしてからまた切るというツーアクションの手間がかかるのです。
それだけならまだ許せます。少しの手間で済みますから。
しかし問題なのは通信ミスで停止ができなかった場合、もう一回押して入りの状態にリモコンをしなければなりませんがこの時、室内機は運転しているにもかかわらず、運転しますのピッという返事を返すのです。
人間というものは案外そそっかしいもので、それをもって停止したと勘違いしてしまうのです。
つまり停止ができずにその場を去ってしまうことが何度もあるということです。
それは機械が悪いのではなく人間が悪いのです。
と言ってしまえばそれまでです。
しかし不便を感じている人は私だけではないように思います。
なぜなら、パナソニックのエアコンは非常に扱いやすく感じますから。
またこれからスマートホームがもっと普及してくると、停止と入りの信号が同じボタンから発信されるということは致命的な欠陥になってくるかもしれません。
家電は人間工学に基づいて作られるべき
家電よくある人間のミスをカバーできるように作るべきであって、それは消費者のリサーチやレビューをしっかりやっているかいないかによってわかることです。
一事が万事という言葉があります。
リモコンでそういう消費者不便さのリサーチができていないということは製品自体も人間工学に基づいて作られていないのではないかと疑わざるを得ません。
リモコンだけの問題ではないのです。
私は、エアコンを選ぶときにはリモコンのそういった部分で消費者の事を考えているかどうかでそのメーカーの良し悪しを計るようにしています。