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ウイルスバスターからウインドウズ・ディフェンダーに変えてみた。

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またトレンドマイクロからの封筒がやってきました。コンビニ払いの振込用紙です。そろそろ契約期限が迫ってきたのです。振込用紙は3枚つづりになっていてそれぞれ1年分、2年分、3年分となり1年分が5380円

2年分は約11%安、3年になると約25%安くなっています。安くなるとは言え、明日の100円より今日の10円、わたしは毎年払っています。だから毎年この時期になると5000が負担になってきます。

かといってフリーソフトでは心もとないし、しかも動作が重たいのは否めません。

この記事の目次

ウインドウズ10のウィンドウズディフェンダーは優れものらしい。

といいつつも、ネットでセキュリティソフトを検索していると気になる記事を見つけました。

「他のセキュリティ対策ソフトはもういらない」とアピールするWindows Defenderの現状 という衝撃的な見出し。

アイティメディア株式会社のホーページの記事でした。

その記事を要約するとマイクロソフトはウインドウズ10以降、標準で装備してあるセキュリティソフトの強化に力を入れ現在では相当なレベルに達していることが書かれてありました。

その根拠としてオーストリアの独立系テスト機関のAV-comparativesが18社のセキュリティソフトを実際に即して運用実験した結果を引用しています。

独立系テスト機関とはいかなる会社からも資金的な提供を受けずに運営しているテスト機関でそれゆえに公平性と信頼性が保証されている機関の事です。

独立系テスト機関のセキュリティソフトの試験結果がヤバかった。

私もこの目で確認しなければ信用できないので実際にそのサイトをくまなく回ってみました。

次の画像は、今年の2~4月に行われた結果です。

実世界保護テストとは、各ソフトごとに、ユーザーが実際行うであろう行動を全ておこなってみるテストの事です。

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ウインドウ内の説明

Blocked=マルウェアの脅威をブロック

User dependent=ユーザーによるオプション設定の変更により不本意ながらマルウェアに感染してしまった。

Compromised=マルウェアに感染してシステムが侵害されてしまった。

False Positives=クリーンなサンプルが悪意があると誤って検出された

マルウエアとはユーザーに対して不正かつ破壊的に働くことを目的として作られた悪意のあるソフトやコードの総称でコンピューターウイルス、ワーム、トロイの木馬などの総称です。

広義においてはマルウエア=ウイルスという事です。

ウインドウズディフェンダーは感染ゼロ

この表からわかるようにウインドウズディフェンダーはマルウエアは完全にブロックしています。

残念ながらウイルスバスターは0.4%と僅かながら感染を許しています。

しかし誤検知の分野では多くなっています。このことについてはのちほど詳しく書きます。

ウインドウズディフェンダーの軽さはピカイチ

次のグラフは性能テストの比較です。性能テストとはCPUにかかる負担の少なさ。つまりいわゆる軽さの目安です。

ウイルスバスターもクラウドになってからは結構軽くなっているのですが、いかんせんWindows Defenderの性能が群を抜いています。ウイルスバスターのほぼ倍でしょうか。

ウイルスバスターもクラウドになってからは突然PCの反応が悪くなったりという事はなくなりましたが以前はひどかった。

PC立ち上げ後ウイルスバスターの更新が始まると一時的に何もできない状態が続くのです。それは、もうすごいストレスでした。

何度もソフトを停止したことがありました。

それにしてもマイクロソフトの軽さはどうなんでしょう。

これだけでも試してみたくなります。

ねんれい

ウインドウズディフェンダーの誤検出問題は解決されるか

ウインドウズディフェンダーの誤検出が他のソフトに比べて突出して多くなっているのはネックになっています。

実際多くのプログラムがマルウェアの判定を受けダウンロードやインストールができないという苦情が出ています。

下のリンクは窓の杜のページです。ダウンロードサイトである窓の杜としては頭の痛いところでしょうがマイクロソフトに密に連絡し誤検出をなくしている努力がうかがえます。

 

次の記事は財経新聞のサイトに掲載されたものでマイクロソフト側の方針が書かれてある。

どうやら、Windows Defenderの誤検知の多さは最近googleでも最重要視しているデジタル署名にあるらしい。

Google Chromeでは最近http://https://になっていないとURLの地ころに必ず「保護されていない通信」と表示されるようになりました。

つまり、ページにサーバ証明書が添付されていないとページの信頼性が著しく乏しいとみなされるのです。

google自体もサーバ証明書の添付はSEOに対して有利になると表明しています。

マイクロソフトもSSLを重視しており、Windows DefenderはSSL証明書の期限の切れたサイトに接続しようとするとウイルス警告が出るようです。

Windows Defenderは、よりセキュリティを重視したネット社会を構築するために開発されたセキュリティソフトであり、

「誤検知が多いのは承知の上だ。各ソフト会社は誤検知されないようにマイクロソフトに対し適切な報告や処置を取りなさい」という事なのでしょう。

これからは、Windows Defenderの判定基準がスタンダードになる。

Windows Defenderの誤検知が多いのはこれからソフト会社の対応によってかなりの速度で改善されていくと思われます。

まら、現在でも誤検知されインストールなどに障害が出ればそれなりの対処方が各ソフト会社から公開されています。

誤検知でマルウェアを見逃してしまうのならいざ知らず、少しでも疑わしいのを検知してくれるのは少々手間がかかってもいいような気がします。

実際にウイルスバスターからWindows Defenderに変えてみた。

2019年7月1日

Windows Defenderを起動させようと試みた。

まず、もし気が変わった時のためにウイルスバスターを停止してWindows Defenderを起動させようとした。

停止させても再起動したらまたウイルスバスターも起動するのでスタートアップから外してみた。

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しかし、ウイルスバスターがインストールされているだけでWindows Defenderは停止のままになる。

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そこでいっそアンインストールすることにした。

けっこう、勇気が要ったけど思い切ってアンインストールした。気が変わったらまたインストールすればいい。

 

Windows Defender へ行くと下の様な表示が出たので再起動した。

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再起動してWindows Defenderセキュリティセンターへ行くと警告が消えてすべてクリーンになっていた。

全ての項目で操作は不要です。と表示されているので何か安心感がある。

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ウイルスバスターの時の様な手動スキャンや自動スキャンができるか試してみた。

 手動スキャン

まず、手動スキャンは簡単だ。Windows Defenderセキュリティセンターウイルスの脅威と防止へ行く。

 

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今すぐスキャンのボタンですぐ始まる。

スキャン実行画面はいたってシンプルだが十分な情報を得られる。

 

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その下にある新しい高度なスキャンを実行では以下のような詳細なスキャンが可能になる。

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自動スキャン

自動スキャンはタスクスケジュールからの設定が必要になるが簡単に設定できる。windows ボタンからwindows管理ツール→タスクスケジューラーと進む。

 

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左のツリーのタスクスケジューラーライブラリのフォルダを「」をクリックしてmicrosoft →  windowsと展開します。

 

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ずっと下の方にWindows Defenderのフォルダがありますのでクリックします。

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名前が隠れているので境をスライドさせて全部表示させます。Windows Defender Scheduled Scanをダブルクリックします。

 

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ウインドウが開いたらトリガーのタブから新規をクリックします。

タスクの開始はスケジュールに従うにします。設定はお好みで心配な人は毎日でもリアルタイムでスキャンしているので毎月でもいいかもしれません。

私はとりあえず毎週土曜日がPCの電源は入れていてもあまり座ることがないので毎週土曜日の設定にしました。

もし、スキャン予定日の時刻に電源が入ってなかったら

マイクロソフトによると以下のようです。

スキャンの実行予定時間に PC の電源がオフになっていた場合は、次に PC が起動されてアイドル状態になったときに、Microsoft Security Essentials によってスキャンが自動的に開始されます

Windows Defenderに切り替えて10日ほどですが今のところ依然と全く同じようにPCを稼働させています。変わったという感じはありません。

というか、なんかいろいろな動作が軽くなったような感じはあります。このまま使い続けようと思っていますが、何かあれば追記という形で書いていきます。

最後に、マイクロソフトのコミュニティで見つけた質問と答えを紹介して終わります。

質問:Windows Defender のウイルス対策はウイルスバスターの代替になりますか?

質問

現在、Windows10を使用しています。

トレンドマイクロのウイルスバスタークラウドを使用していますが、

他のデバイスにライセンスを渡したいので、

ウイルスバスターをWindows10からアンインストール・ライセンス無効化し、

Windows Defenderでウイルス対策をしようと思います。

Windows Defender ウイルス対策は、シグネチャ型のウイルス対策ソフトなので、

ウイルスバスターの代替になると思いますが、認識に誤りはありますか?

よろしくお願いします。

答え

ある一定のウイルス対策については、ほぼ同等、各アンチウイルスソフトウェア開発メ-カ-

によっては、オプション機能があったり、各メ-カ-に機能の格差があると思います。

質問内容については、自称ウイルスバスターとDefender機能を理解した上でのお話なら通常セキュリッテー

対策として私考えでは、ほぼ同じだと思っております。

セキュリティ対策ソフトなどでの事前対策も必要ですが、ご自身事態が感染予防に努めることが

一番大切だと思います。

使われる対策ソフトランキング上位だからといって安心してはいけません、malwareはある意味

常に変化を続けているのが現状です。

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