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感染予防には換気が一番
国政のあやふやさから飲食店特に接待を伴う飲食店には三密を避けるためにかなりの苦労がしいられていることと思われます。
最近ではマスクの着用は当然として、アクリル板による客との仕切。アルコール消毒。
そして何よりも店舗内の喚起が一番必要とされています。
しかし、接待を伴うようなお店などは特に換気の悪い作りになっており、また仮に換気が効率的に行われる装置などが付いていて、十分な換気が行えたとしても、今度は冷暖房の効率が悪くお客様に不快感を与えかねません。
冬の換気は夏より厳しい
猛暑の日涼しい部屋で窓を開けて換気されるのと極寒の日に窓を開けられるのとどちらが嫌でしょう。
たとえ5分だけとしても冷気にさらされる方が熱い空気にさらされるより格段に不快に感じます。
シャワーを考えてみてください。
お湯だと思って出したら冷水だった時のショック。
水だと思って手を洗ったら温水だったというのとはレベルが違います。
つまりそれだけ冬の換気は人体に不快感を与えます。
換気扇を常時つけておいて窓を少し開け少しずつ常時換気するということは考えられます。
それならば、急激な温度低下はありませんが暖房費用がかなり高額になることが考えられます。
次亜塩素酸水の散布は不可
一時期、ライブ会場などで空間除菌としてよく使われていた、次亜塩塩散水を加湿器などで散布する方法が注目され次亜塩素酸水や加湿器が品薄になった時期がありました。
そもそも、次亜塩素酸の空間散布は医療機関や保育施設、福祉施設等でも従前より用いられている方法であり、それだけに期待も大きかったのです。
所が世界的な風潮から見ると、この方法は推奨されていないことがわかりました。
(1)WHOの見解
「新型コロナウイルス について、噴霧や燻蒸による環境表面への消毒剤の日常的な使用は推奨されない」
「消毒剤を人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない。これ
は、肉体的にも精神的にも有害である可能性があり、感染者の飛沫や接触によるウイルス感染力
を低下させることにはならない」
(2)米国疾病予防管理センターの見解
医療現場の消毒に係る一般論として「消毒剤噴霧は、空気や表面の除染のためには不十分な方
法であり」、「一般感染管理には推奨されない」
(3)中国国家衛生健康委員会の見解
新型コロナウイルス対策に係る消毒薬ガイドラインにおいて、「人がいる状態で空間・空気に対
して消毒を行うべきではない」
ただし、これらは有人空間の話で、無人の部屋においては何ら制限されるものではありません。
実際次亜塩素酸の噴霧新型コロナウイルスの空間での減少のスピードが速まったという実験結果もあります。
紫外線が空間除菌には最適
波長が253.7nmの紫外線は最も殺菌力が強く、空気中の浮遊ウイルスもわずか数秒で不活性化します。
紫外線が遺伝情報を断ち切って増殖できなくしてしまうのです。
昔から、殺菌蛍光管として保存庫の滅菌などに使われていました。
また理髪店でハサミやかみそりなどの消毒に紫外線照射ボックスが使われているのは見たことがあると思います。
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ただし、紫外線も人体に有害です。特に目に照射すると炎症を持ったり白内障を誘発します。
また皮ふも炎症を起こしたり皮膚がんの誘因になったりします。
現在、病院などで紫外線消毒が行われる時は、患者が退院したりして病室が空き部屋になったときや手術前の手術室など無人の部屋で行われます。
下の商品は病室などの消毒に適した紫外線ランプになっています。
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コロナ時代に有人の部屋を空間除菌したい
これらの商品は紫外線が人体に照射されないようにスイッチを入れてから人が退出するまでのタイムラグが設けてあったりします。
所詮は次亜塩素酸水散布と同じです。
有人の部屋では使えません。
空気循環式紫外線消毒器
営業中にコロナ対策するには換気しかないのでしょうか?
換気には冷暖房機に対してかなりの負荷をかけます。
また電気代もかなりの高額になってきます。
しかし探すとあるものですね。
喚起に匹敵するコロナ対策をやっと見つけました。
原理的には紫外線が外に漏れないような装置の中に空気を送り込み紫外線でコロナウイルスを不活性化してまた廃棄するものです。
このマシン驚くことにコロナ以前から商品として発売されていました。商品としては下のものになります。
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これからの飲食店経営に必須
コロナ時代の新しい飲食店の経営にはこれらのアイテムは必須になってくるでしょう。
換気問題。冷暖房との兼ね合い。一挙にこれらの製品は解決してくれることでしょう。
トイレのコロナウイルス対策はこの記事で↓