からだの健康のこと

飲酒と体温の関係。

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この記事の目次

飲酒翌日はコロナ感染の疑い

ます結論から書きます。

コロナではない確率が高いです。

これは自分に心当たりのない場合に限りますが、不特定多数と宴会をしたとか、マスク無しで濃厚接触した人が多数いるとかの人はまた別です。

私の場合、あまり人と会うということも少なく買い物などにも神経質なぐらい感染に気を付けています。

でも深酒をした翌朝に発熱することが今まで数十回ありました。

大体、7度2分ぐらいから7度5分ぐらいまであります。

この時節ですからコロナを真っ先に疑い慌てるのは仕方ないです。

しかし、結局昼過ぎには平熱に戻ります。

そんなことが十数回ありました。

コロナが流行って以降体温を測る習慣がつきましたから、おそらく以前からそうだったのでしょう。

私の場合、結論的には飲酒翌日の体温上昇は心配ないです。

ついでですが親しい内科の先生に相談して良い漢方薬を処方してもらっています。

市販でも買えますがそのあたりのことは下の記事にくわしく書いてあります。

 

毎朝体温を測る日々

コロナ禍の中、いつ自分が感染するかと毎日びくびくしている方もおられるかと思います。

特に高齢の家族と同居している方などは余計神経を尖らさておられる事でしょう。

私は人と会う仕事をしているので毎朝体温を計っています。

家には80歳になる母がいます。

そういう私もそんなに若いわけでもないのですが。

とにかく、絶対に感染するわけにはいきません。

もちろん夜の飲食など行くはずもありませんし。

手洗い、マスク、うがい、そのほか考えられる防御はできる限りやっているつもりです。

外出から帰ってきたら、衣服は紫外線消毒のできるクローゼットに入れてマスクはビニール袋に入れ触らないように捨てます。

その後手洗い、うがいを行い洗顔します。

マスクは常に予備を持ち歩き路上でマスクをせずにジョギングしている人とすれ違ったりしたら交換するようにしています。

そのためのレジ袋も持参しています。

これで、感染したらもう誰しも防御できないのではないかと思われるほど気を使っています。

ある朝体温が37℃越えに!

そんなある日、いつものように体温を計ってみるとなんと37度3分

一瞬頭から血の気が引き、真っ白になりました。

何かの間違い化と2度3度時間をおいては買っても間違いなく37℃を超えています。

咳やのどの痛みは?
全くなし!

味覚は?
異常なし!

嗅覚は?
異常なし!

倦怠感は?
倦怠感てどんな感じ?体はいたって元気。ぴんぴんしています。

しかし、体温計を見た途端に何かしんどいようなおそらく交感神経が過度に興奮しているせいかもしれません。

とにかくどうするべきか?

何の症状もない発熱。

感染の恐れのある接触も記憶がない。

発熱外来に電話するべきか。

とにかく、やることは家族との接触をせずに自室に閉じこもり様子を見ようと考えました。

幸い日曜日だったので仕事は休みです。

その熱がどうなったか言いますと。

昼頃には36度6分まで下がり、夜には36度2分まで下がっていました。

翌日は熱もなくもしコロナに感染しているとすれば家族も当然感染しているはずです。

その後1週間たっても家族に何ら症状は発熱が見られませんでした。

ほっと一安心したのもつかの間、

1週間後またもや朝に37℃越えの熱。

今回も前回同様の無症状。

全く前回と同じで夕方には下がりました。

体はいたって健康。

ピンピンしています。

新型コロナ以外に何か病気があるのではないかと心配になってきました。

アルコールが体温を上げる。

そこで、前回の今回の共通点を探してみました。

どちらも日曜日。

私は土曜日だけ飲酒します。

週に一回だけなので結構大酒になってしまいます。

しかし、二日酔いすることはありません。

けっこうお酒は強い方です。

そこでいろいろ検索して調べてみると、アルコールを飲んだ翌日は体温が上がることが多いらしいのです。

二日酔いと体温上昇

とにかく、飲酒すること自体体温が上がります。

救助犬の喉にブランディーの小さい樽が付いているのを写真などでご覧になったことがあると思います。

お酒を飲むとそのアルコールはほとんど肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。

このアセトアルデヒド血管を拡張させる作用があります。

お酒を飲むと体が温まるのはこの作用で血行が良くなりポカポカするのです。

翌日になってもこのアセトアルデヒドが体内に残留しているとやはり血行が良くなり体温が上がります。

酒は体温が上がるのではない

正確に言うと酒でポカポカするのは体温が上がるわけではありません。

人体は体表面の温度と深部体温が違います。

外気にさらされている体表面の温度は深部温度よりも当然低くなります。

普段、体温と呼ばれているのは簡単に測定できる腋下などの皮ふ温を基準にしています。

ところがアセトアルデヒドによって血管が拡張されると、深部温度が体表面に現れて体の内部の温度を計っているのと同じになってきます。

ですから、熱が出るのではなく、本来の体温が測定されることによって見かけ上熱があるように見えるのです。

本人が二日酔いと感じていなくても、アセトアルデヒドが体内に残っていれば当然体表面の温度は深部体温が反映されます。

私の場合、37℃を超えてませりましたが熱が出たわけでなく、体の中の温度が測定されたわけです。

飲酒の体温上昇は37.5℃以上になることはない

ヒトの深部体温は36.5~37.5℃と言われています。

ですから、何らかの炎症反応で体温が上がるのとは違いますから深部体温以上になることはありません。

現在一般に販売されている体温計は腋下測定用の体温計がほとんどです。

また、短い時間で計れるように短い時間の温度の上昇率から体温を予測するようになっている予測体温計になっています。

笑い話ですが。

一度、予測体温計で体温を昔みたいに舌下で計ってみたことがありました。

するといきなり37.5℃が出て大騒ぎしたことがあります。

舌下は深部体温に近いので腋下測定用の体温計では高く出てしまいます。

実際、説明書には腋下以外で計らないようにと注意書きがされていました。

時間とともに体温が下がれば問題はない

ですからアセトアルデヒドが分解されてからだから抜けてしまえば体温は正常に戻ります。

アルコールを飲んだ翌日に体温が37℃超でもそんなに心配することはありません。

ただし、ほかの要因もありますので注意が必要です。

体のほてりで風邪をひく

時間がたっても体温が下がらずしかも37.5℃を超えるようになったら一番に考えられるのが寝冷えによる風邪でしょう。

酒を飲んで意識を失うように寝てしまったら、体が熱いもので布団を脱いで悪くすれば無意識にパジャマも脱いで寝てしまうこともあります。

それによって免疫が落ち、風邪をひいてしまうことが往々にしてあります。

これは厄介です。

コロナと見分けがつきません。

特に喉の痛みや咳が出てきたら、本当に焦ることでしょう。

そういう場合は、とりあえずかかりつけの先生に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

私も恥ずかしながらそれになり、1週間仕事を休んだことがあります。

結局何事もなく、治り家族にも何の異変もありませんでした。

飲酒はほどほどにしましょう。

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