からだの健康のこと

不安感や心配を楽にしてくれるサプリメント

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この記事の目次

自律神経の乱れ

不安感のほかにこんな症状はありませんか?

 

〇夜心配事が頭から離れず寝みれない。

〇時々暑くもないのに体がカーッと熱くなって冷や汗が出る。

〇何にもしていないのに胸がドキドキしたり脈拍の音が聞こえる。

〇気分が落ち込み何もする気が起こらない。

交感神経は

自律神経、特に交感神経は外的刺激から体を保護するために働く神経です。

原始のころ、人は常に外敵に襲われるストレスを背負っていました。

もし、肉食獣に襲われた時すぐに対応できるように不安感を掻き立て、心臓を早く動かし、血圧を上げ、呼吸を早くし、

血糖値を上げて筋肉を最大限に動かし、逃げるか戦うかの対応をしやすい状態へと体を変化させるのです。

その時に働くのが交感神経なのです。

それとは反対に副交感神経は休息の神経と呼ばれ血圧や脈拍を下げ、消化器官の運動を活発にしエネルギー生産し、眠りにつきやすくなり、生産的ホルモンの分泌を促します。

猛獣はいなくてもストレスは存在する。

現代、猛獣に襲われる危険はありませんが社会的に自分を脅かす精神的ストレスは数多く存在します。

しかし体はそんな精神的ストレスも自分の生命を脅かすストレスとして判断し、交感神経を興奮させ防御の体制を作るのです。

常に、ストレスにさらされると、自律神経自体が疲弊していき副交感神経とのバランスがおかしくなってしまい外的な刺激に反応しにくくなってしまいます。

その状態は原因となるストレスが消滅しても続くことになります。

不安感は交感神経が過剰に興奮している

原因となるストレスがないのに漠然とした不安感が常にある人は、交感神経が優位な状態が続いているという事で副交感神経の働きが弱まっていると考えられます。

自律神経を整えるには適度な運動、や瞑想、規則正しい生活、睡眠、などお決まりな対処法があります。

病院の先生に相談するのもいいでしょう。

薬物療法としてはロフラゼプ酸エチル錠という投薬があるかもしれません。

よく効きますよ。しかし、眠気、ふらつき、頭が―ぼーっとするなど様々な副作用が出ることがあり、服用後は車の運転は控えなくてはいけません。

そこで私はサプリを探しました。以前サプリで血圧が下がったことがありましたので。それは下の記事にあります。

アミノ酸の一種、テニアンが不安感を消してくれる。

最近、超話題のリラックスサプリ成分がテニアンです。

テニアンは緑茶、特に上等なお茶に多量に含まれるアミノ酸の一種です。

50mgの摂取で軽度の不安感情に、また200mgの摂取であれば高度の不安感情の人にもリラックスの効果が認められます。

また、ストレスに対する抵抗性が増すことが分かっており、テニアンを摂取することでストレスが抑制されさらに良質な睡眠が得られるという報告もあります。

ストレスに対する抵抗性の強化で当然自律神経の乱れの改善が期待できます。

テニアン摂取による効果の一つに血圧降下作用があるのはまさにその表れではないかと思われます。

不安感の解消という意味ではテニアン摂取後30分~40分後に脳波にアルファ波が発生することが確認されています。

私が最初に出会った論文をご紹介します。

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さて、テニアンですが新しすぎてあまり商品が出回っていません。

しかも売られている商品はほとんどが睡眠アプリとして売られています。

たしかに、テニアンの効果には睡眠の質を高め起床時の爽快感を挙げている論文が多いですが、不安感に有効であるとあまり宣伝していないので今まで目に留まらなかったのかもしれません。

私はお茶の成分という事でお茶の専門会社伊藤園が満を持して発売したこれを推奨します。

セントジョーンズワートは医薬品としても使われている。

もう一つ、精神の安定に良いサプリメントをご紹介します。

それはセントジョーンズワートです。

和名セイヨウオトギリソウといい、ウキペディアは次のように紹介されています。

セントジョーンズワートの医療目的の利用は古代ギリシャ時代までさかのぼれます。古代の使用目的は抗炎症、消毒作用によるものと言われています。

現代医学では、不安障害やうつ病などの処置に使用されています。

西洋諸国では医薬品として流通していますが、日本では食品扱いで薬効を謳うわ亡き限り食品扱いで流通できます。

この薬効を謳うというところが微妙なところで、今市販されている様々なサプリメントの中にはいったい、何のためのサプリメントなのかわからないものもあるようです。

またどこまで表現が許されるのか、例えば「うつ病に効きます」というのは明らかに薬事法違反になるでしょう。

セントジョーンズワートや前述のテニアンについてはリラックスの素とか心の安定と健やかな生活になどという表現で売られているようです。

しかし、セントジョーンズワートは欧米では医者がうつ病へ処方する薬の扱いなのです。

しかし副作用の面から言うとほとんど顕著な副作用が認められず、英国では軽度~中等度のうつ病には抗うつ剤よりもむしろ好んで使われるようです。

また大阪市立総合医療センターのサイトによると以下のような注意点が示されています。

セントジョーンズワートはある種の薬物〔免疫を抑える薬(シクロスポリン、タクロリムス水和物)、気管支を拡張する薬(テオフィリン等)、てんかんを抑える薬(フェニトイン等)、心臓の働きを強める薬(ジゴキシン等)、不整脈を抑える薬(ジソピラミド等)、経口避妊薬、一部の抗がん剤等〕と健康食品であるセントジョーンズワートを摂取した場合、血液中の薬物濃度が下がり、期待される効果が減弱されることがあります。

私は自律神経の失調があり、また生活の悩みなどからうつ状態があり不安感やホットフラッシュなどの経験がありましから実際テニアンとセントジョーンズワートの両方をサプリメントとして続けていました。

外出が怖くて外出する前は必ずサプリメントを飲んで出かける状態でした。

けっこう効果がありました。

現在それから3年ほど経ちますがほとんど緩解した状態です。

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