コロナ対策のあれこれ

災害時の停電には発電機かポータブル電源か

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この記事の目次

治まらない異常気象

地球温暖化による気候変動はよほどの対策が世界規模で打たれない限り収まりそうにありません。

ここ数年の台風などを見ても測史上最大という記録的な風速や降雨量が毎年更新されるような状態でmaitosi拡大傾向にあります。

住宅が浸水するような災害には私たちは完全に無力です。

せいぜいゴムボートでも用意するぐらいですか。

しかし、災害によるライフラインの停止にはある程度備えることができます。

水、電気、ガス、インターネットなど

まず飲み水は何とか準備できるでしょう。

ガスも調理ぐらいなら何とかなります。

インターネットもスマホがあればなんとかなります。

電気がないと生活や商売が成り立たない

電気も何とかなります。

しかし、照明やスマホの充電ぐらいが関の山です。

冷蔵庫やエアコン、テレビと使えないものを上げるときりがないほどです。

私は飲食店を経営しておりますが、停電で一番困るのは冷蔵庫です。

1~2時間ならまだしも何日も停電されると食材がすべて廃棄処分になってしまいます。

先日、もし停電が2日続いたら廃棄する食材を計算してみました。

まあ、小規模な喫茶店なのですがそれでも5万円ほどの損失が予想されました。

冷蔵庫に必要な電力

冷蔵庫を動かすための電力は一体どのくらいでしょう。

最近の冷蔵庫は消費電力は書かれていません。

殆どが年間の消費電力の記載であって年間330kw/年などという記載になっていて

電球のように60Wや40Wなどの消費電力は書かれていません。

 

定格消費電力と消費電力の違い

それは消費電力は一定ではないから書いても無駄だからです。

冷蔵庫やエアコンなどは一定の温度になるまで全力で運転されます。

しかし一定の温度に達するとコンプレッサーの運転も弱くなったり止まったりします。

したがって消費電力も少なくなり、あるいは限りなくゼロに近くなったりします。

消費電力とは現在の使用電力のことで10W~60Wなど幅があります。

それに対して定格消費電力とはこのうちの60Wの部分で最大に電力を消費している時の値を指します。

冷蔵庫で言うと定格消費電力は冷蔵庫の容量にもよりますが大体次のようなものです。

 40W~70W

以外に小さいように感じますね。

一方エアコンでは毛提要で見ると最小から最大までの機種によっておおむね下のような値です。

 350W~1500W

冷蔵庫を停電時に動かすには100Wもあれば停電時にも不自由しない。

エアコンでも小さければ400Wもあれば使える。

そこで、非常時の電源を調達する手段を見てみましょう。

非常時の電源は蓄電池か発電機か

旭化成の吉野彰さんの功績によってリチウムイオン電池が開発され電化製品は様々な恩恵を受けています。

リチウムイオン電池の特性は次のような利点があります。

・自己放電が少ないので頻繁に充電する必要がない。

・体積に対する蓄電容量が大きいため小型で大きな容量の電池を作ることが可能。

・理論的には半永久的に使える。(実際はリサイクル回数によって劣化するが寿命が長い)

電気自動車が実用化されたのはこのリチウム電池の出現が大きいといわれています。

非常用電源としても多くの商品が販売されています。

ここでは、有名どころのJackeryの製品のラインナップから説明したいと思います。

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ポータブル電源のメリットとデメリット

その前に、ポータブル電源の容量というものを理解しなければ先へ進めません。

一般的にポータブル電源の容量はWhで表されます。(上の表の写真すぐ下の行の数字)

例えば最高機種の1002Whで見るとこれは1002Wの定格消費電力の電気製品を1時間使えるだけの電気を溜められる性能があるということです。

計算を簡単にするために1000Whとしましょう。

これは例えば50Wの電気毛布なら最大パワーにして

1000÷50=20

約20時間使えるということになります。

ポータブル電源のメリット

・作動音が静か

当たり前のことですが全く音は足ません。

・密閉室内で使用できる

蓄電であって発電ではないので排気ガスがありません。一酸化炭素中毒を起こすこともありません。

・メンテナンスが簡単

充電のみです。

ポータブル電源のデメリット

・エアコンや冷蔵庫に対応できるものは最高クラスになる

エアコンや冷蔵庫、扇風機や掃除機などモーターを持つものは定格消費電力が最大消費電力ではありません。

スイッチを入れて動き出した瞬間に最も電力を消費します。

これを起動電力といいます。

起動電力は定格消費電力の2倍~4倍の電力が必要になってきます。

ヤマハ発電機のホームぺージには以下の記載があります。

上記のポータブル電源の表には定格出力と、瞬間最大出力があります。

ですから真夏の停電時にクーラーや冷蔵庫をポータブル電源で作動させるためには定格出力ではなく瞬間最大出力がエアコンの消費電力の4倍以上あるか確認しなければなりません。

エアコンで小型の6畳タイプで消費電力はだいたい400Wなので起動電力は1600Wも消費します。

1600Wの瞬間最大出力のあるポータブル電源となるとやはり最高クラスのぽポータブル電源になってしまいます。

・比較的高価である。

発電機に比べると出力を考えるとかなり高価な感は否めません。

・充電に時間がかかる。

1000WhクラスだとACアダプターで約8時間の充電が必要です。

 

→ポータブル電源のラインナップへ

 

発電機のメリットとデメリット

発電機も災害時の予備電源として、家庭用としての需要が多くなりずいぶんコンパクト、高性能になってきました。

「ガソリンを家に貯蔵するのはちょっと」と思われる人にはカセットコンロのボンベを燃料としているものもあります。

また価格もその出力からすればポータブル電源に比べるとずいぶん入手しやすくなっています。

発電機のメリット

・充電が必要なく必要に応じて即座に使える。

ガソリンを投入することによって即座に起動できるところがやはり

・同じ価格帯でもポータブル電源に比べて圧倒的にパワーがある

アマゾンでラインナップを見ても軒並み出力1000Wを超えています。

・前もっての準備が要らない

ガソリンやカセットボンベを用意すれば即、起動でき「充電してなかった!」という失敗がありません。

・燃料があれば容量を気にしなくていい

ポータブル電源は一旦容量を使い果たすと再充電するのに電源を必要とします。2日わたる停電では用を足しません。

ソーラーパネルで充電ということも考えられますが、天候などの不確定要素やとにかく充電の間使えないことが不便です。

その点発電機は電源を必要としなく燃料さえあれば稼働できるので長期の停電にも耐えられます。

発電機のデメリット

・基本的にエンジンなので騒音がする。

静粛性に優れた機種もあるがおおむね60~70デシベルの騒音がする。60~70dbというのは時速40kmで走る車の内部~掃除機レベルと考えてください。

・室内では使えない。

エンジンであるため当然密排気ガスが排出されるので密閉された室内では使用できません。

ベランダ等で起動させ電線を引き込むというような工夫をしないと命の危険があります。

・筐体が大きい

ポータブル電源に比べるとどうしても若干サイズが大きくなるので保管場所に困ることがあるかもしえれません。

・燃料が切れると一旦止めなければならない

ポータブル電源に対してデメリットとは言えないのですが一応連続使用時間があってタンクの燃料がなくなれば給油しなければなりません。

車も同じですが給油時はエンジンを止めるのが常識で発電機も一旦停止して給油しなければなりません。

・オイル交換が必要

現在は4サイクルエンジンが主流ですのでオイルをつぎ足すという操作はなくなりましたが車と同じようにエンジンオイルの交換が必要になってきます。

おおむねどの機種も100時間ごとの老津交換を推奨しています。

・燃料は引火性がある

カセットボンベの発電機は問題ありませんが、ガソリンエンジンの場合、燃料注入にはある程度の危険が伴います。

また予備燃料としてガガソリン保管するには専用のガソリン携行缶が必要で保管場所にも気を配らラなければなりません。

 

→発電機のラインナップへ

 

発電機かポータブル電源の選択は用途によって決める。

結論としてですがどちらにしても一長一短があり、デメリットが関係ない使用シチュエーションもあり、結局は使用目的により選ぶということだと思われます。

ポータブル電源は主にキャンプなど、モーター関連はせいぜい車載用冷蔵庫ぐらいの場合が適しているでしょう。

連泊する場合は車から充電したり、ソーラーパネルで充電することが可能です。

家庭で、冷蔵庫やエアコンを使う場合は上位クラスのポータブル電源が必要ですし2日以上の停電には用をなしません。

一方、発電機は、騒音に関しては災害時であればご近所も多めに見ていただけると思われます。

業務用として冷蔵庫の維持に用いる場合等には当然、発電機を選択しなければならないでしょう。

つまり、結論として長期にわたり予備電力が必要で、モーターを使う電化製品を動かすためには発電機が適応

レジャーや短時間の停電に備えるにはポータブル電源が適切

ということになります。

 

 

 

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