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ルーバーが悪いのかルーバー駆動系が悪いのかをまず確認!
ここで簡単に修理が可能かもっと調べなければならないか分かれ道になります。
とりあえず、駆動系を調べます。
駆動系は右側にありますので右の穴を見てみます。
白いプラスティックの軸が見えます。
この軸がルーバーを回すのだと想像できます。
ここで、エアコンをつけてみます。
エアコンがついたら上下ルーバーを操作してみます。上げたり下げたりしてみてこの四角い軸がルーバーを動かすような方向へ回ったら駆動系はOKです。
もし、これが動かない場合は駆動系の故障ということになりモーターなどの交換が必要になりますので修理への道はかなり遠くなります。
駆動系がOKならルーバーを確認します。
ルーバーの軸受けのつぶれを確認
ルーバーの大事な部分はやはり駆動系とつながる右側にあります。
右側の軸受けに駆動系の四角い軸につながる穴が開いています。
やはりルーバーの故障でした。本来軸受けにかぶさっているアルミのキャップが容易に外れました。
キャップが外れると駆動系の軸を受ける穴がつぶれルーバーの軸受け自体も割れています。
これではモーターの動きはルーバーに伝わりません。
エアコン掃除のときルーバーは無理やり動かさないこと
原因はたぶん掃除のときに無理やり上下ルーバーを上げたためだと思われます。
ふつうは少々の動きでは壊れないようですが乱暴に扱ったり勢いよく上げたりすると壊れる可能性があります。
掃除でどうしてもルーバーを動かしたいときは優しくゆっくりと扱いましょう。
本来の正常なルーバーの軸は下の画像のようになっています。
駆動系の軸を受ける穴がしっかりと開いています。
メーカーでは部品が買えない
ここからが修理になるのですが、接着剤とかで直るようなものではありません。
ルーバー自体は部品として取り寄せなければなりません。
そこで取扱説明書に書いてあるカスタマーセンターに相談してみました。
エアコンの型番と部品名「上下風向ルーバー」を代引きでいいから送ってほしいと頼んでみました。
ところが意外な返事が返ってきました。
その部品は消耗品ではなく交換技術を伴う部品となりますので修理ということになり部品だけお送りすることはできません。
ということです。
こんな簡単なことが技術を伴う部品だなんて、おそらく修理に頼んだら部品代500円 出張費3500円 技術料3000円 消費税700円 合計7700円が相場でしょう。
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