この記事の目次
帰宅後の動線を見直す
外出から帰ったらどういうルーチンでリビングとかダイニングに行きますか?
手を洗うのと着替えはどちらが先ですか?
まず着替えを先にすると家着に手のウイルスが付いてしまいます。
ところが先に手を洗うと外着のウイルスが手についてしまいます。
私はまず脱衣して下着のまま手を洗いそれから部屋着を着ます。
しかしクローゼットに吊り下げた外着にはまだウイルスが付いています。
布についたウイルスは数時間で不活性化しますが例えば腕時計やスマホ、服のボタンなどつるつるしたものの上では2~3日も生きています。
それを次の日も身に着けていくことになります。
クローゼットを一種の消毒器に変えてしまう
クローゼットはよほどの大豪邸でない限りは大きくても1畳ほどのものでしょう。
しかも密閉された空間にできます。
ここをクリーンルームにして中のものを一挙に消毒してしまうという提案です。
「密閉した空間に消毒液をスプレーして振りまく?」いえいえ、スプレーするのなら密閉した空間でなくても同じことです。
衣服や財布スマホなど現物を濡らしたり傷めるようなやり方では実用性がありません。
そこで私がやっている方法をお教えしましょう。
その1 紫外線ランプで上から消毒
私の家で実際にやったことをそのまま書きます。
蛍光管で殺菌直管球というものがあります。
蛍光灯自体もともと放電により紫外線を発生させ間の内側に塗った蛍光塗料を発光させる仕組みなのですが内側の蛍光塗料を外すともろに紫外線だけ放射されます。
ウイルスにはどんな紫外線でも効くというわけではなく、紫外線の中でも波長が254nm(ナノメートル)が一番効くことが実験で証明されています。
この蛍光管は2000円ほどで手に入りますが、殺菌蛍光管はグロースタートの器具用になっています。
いわゆる点灯管というものが付いている一昔前の蛍光灯器具です。
現在、ほぼ生産している業者はなくなかなか手に入りません。
オークションか電気屋さんの在庫処分に行き当たれば手に入るかもしれません。
たとえ入手できても少々電気工事の知識がないと配線もできません。
私は、理工系ですので自分で調達して作りました。
この紫外線は目や皮ふに有害ですので直接見たり皮ふに当たると炎症を起こします。
まあ数十秒ぐらいであれば皮膚に当たっても大丈夫でしょうがなるべく直接見ない方がいいです。
別の記事でこれの作り方と部品の調達方法を紹介しますが、今なら完成品が手に入ります。
ただし、どういうわけかほとんどが中国製で中国発送なので注文後到着まで2週間ほどかかるものがほとんどです。
でもやっとアマゾン発送を見つけました。↓
クローゼットの中の衣服の上にこれをつけると外出着が朝までにはウイルスフリーになります。
取り付けは簡単です。別に穴を開けたり釘を打ったりしなくても突っ張り棒で簡単に取り付けできます。
私が上の画像でやっているのはクローゼットの幅に合わせた突っ張り棒に結束バンドで器具を取り付けています。
アドバイスとしてはまず器具を突っ張り棒で適当な位置へと取り付けてから蛍光管は取り付けてください。
クローゼットの中に電源がないといわれる方もおられると思います。
延長コードで外部から引く手もありますがどうしてもコードの隙間が空いてしまいます。
気になる方はドアに隙間テープなどを貼って隙間をふさいでしまうことができます。
ダウンライトならクローゼット内に電源が引ける
クローゼットのライトといえばほとんどがダウンライトではないでしょうか。
もしライトが下の画像のようなクリプトン球のダウンライトなら電源を引くことができます。
このタイプはライトの口金がほとんどE17の仕様になっています。
E17のダウンライト器具から電源を引く方法
先ず以下の部品をそろえてください。
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二つの部品です。
右の部品を左のソケットにねじ込みます。同時に照明器具からクリプトン球を取り外しておきましょう。
球の代わりに部品を差し込みます。これでここから電源は取れます。しかし同時に明かりがなくなります。
二股コンセントを使って下のようなコンセントライトを取り付ければ同時に明かりも維持できます。
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「紫外線は表面だけ、紫外線の当たらない場所は消毒されないじゃないか。」と思われる方もおられると思います。
特に何人分もの上着やずぼん、スカートを吊り下げていると紫外線の当たらない場所ができます。
アルミ箔が紫外線をよく反射する
アルミは鏡よりも紫外線をよく反射します。
クローゼットのドアの裏側にアルミ箔をセロハンテープなどで貼りつけておけば少しでも紫外線の死角をなくせると思います。
それでも服の裏地まで気になる方もおられると思います。
クローゼットのオゾン消毒
紫外線のような光線ではなくオゾン発生器でクローゼットをオゾンで満たしてしまうと紫外線のように死角はできません。
オゾンはインフルエンザウイルスやノロウイルスへの効果は実証されています。
日本医療・オゾン環境学会は新型コロナウイルスに対しても効果は当然期待できるとの発表をしました。
しかし実証実験自体がまだ行われていないようで期待はできるものの証明するデータは持ち合わせていないようです。
しかし過去の実験から推測するに当然効果があることは容易に推測できます。
クローゼットの中全体がオゾンで満たされるので外着の裏地まで時計やスマホも入れておけば除菌できます。
方法はオゾン発生器をクローゼットの上の方に設置するだけです。なぜ上かといいますとオゾンはO3で空気より若干重い元素なのです。
私のところは下の画像のオゾン発生器を使っています。
マクセルのオゾネオです。
私が買ったころはまだ安くて1万円ほどで買いましたが今はどこを見ても倍以上します。
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リーズナブルなものなら下のものがいいと思います。
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