うわさのダイソースピーカーを検証してみた
最近何かと話題を呼んでいる百均で売っているお宝アイテムですが、ほんと価格的には信じられない品質のものも多いです。
百均と言うのはもう古いかもしれませんね。
高いものでは1000円超のものもあります。
しかし100円にこだわらないことによって百均と呼ばれる店舗の面白みがグンと上がりました。
例えばこのスピーカー税込み770円です。
ネット上でかなり反響があり品薄との事だったのでダイソーで見つけたときには即買ってしまいました。
まず箱を確認。
右下隅にmade in chaina の文字。
少々がっかり。
しかし、中国もまんざら捨てたもんじゃない。
販売がダイソーということはダイソーが作らせているのだから設計や品質管理の指導はしっかりしているだろう、と思い直して中を見てみました。
見かけ上は造りに雑さは見られません。
しっかりと作りこんであります。
中国製品はとかく部品のバリが残っていたり、ねじ止めが甘かったり、ハンダが雑だったりするものです。
どこを見てもあらが見えないよく作ってあります。
しかも、ずっしりと重い。なんかクオリティの高さを感じます。ちなみに重量は209gありました。
よく見ると電池を入れるところが見当たりません。
そうです、充電式なのです。
前面にUSBのMicro USB Type-Bのコネクタが見えます。
箱を確認するとちゃんとリチウム電池内蔵と書いてありました。
欲を言えばTYPE-Cならもっとよかったのにと思います。
ブルートゥーススピーカーとありましたがマイクロSDのスロットがあります。
SDからのメモリ再生もできるようです。
これで700円?と思わず疑ってしまいます。
しかし、実際に鳴らしてみないと評価はできません。
早速充電してと思いましたが、電源ボタンを長押しすると「パワーオン」と女性の声で反応し、電源が入りました。
リチウム電池は完全放電してしまうと致命的に劣化するのであらかじめ充電してあるんでしょう。
これは当然のことなのですがそれを守っているのはダイソーの仕業でしょうね。
しっかりした音質
早速、MP3プレーヤーのSDをスロットに差し込み再生してみました。
ファイルの拡張子はMP3です。wma の拡張子も再生確認しました。
再生順はタイムスタンプの順のようです。
つまりSDカードに書き込まれた順だよ思われます。
音はしっかりしたというか安定した音です。
低音はそれほど響きませんが中音から高音にかけてしっかり出力されています。
ボリウムを最大にして大きな音を出しても音割れしないのがすごいです。
こんな性能で一体中はどうなっているのかどうしても見たくなってきました。
bluetoothもすぐに繋がる
ブルートゥースもスマホ等のデバイス検索で過ぎに見つかります。
デバイス名はSR-1323とちゃんと出ます。
一度ペアリングすると位階からは電源を入れると自動的に繋がります。
受診距離を測ってみましたが説明書にあるとおり10mは確実に繋がります。
鉄筋のビルの1階と2階もかろうじてつながりました。
スピーカーを動かせば途切れることもありますが据え置いた状態では鉄筋のビルのすぐ下の階ではつながりました。
スピーカーの中を開けてみた。
裏面には開けてくださいとばかりあからさまに+ねじが四隅にあらわになっています。
ドライバでねじを取るとすんなり裏ブタを外すことができました。
中はきれいで雑さは見受けられません。
結構大きなリチウム電池が裏ブタに固定されています。
これが、重量感の原因かと裏ブタを持ち上げてみましたが筐体の重量感はリチウム電池だけものではないような感じです。
本体の方を観察してみました。
ハンダの雑さは見受けられません。
また、中国製にありがちなない簿の汚れやビニールコードの挟み込みなども見受けられません。
しっかりと作りこんでいます。ふとスピーカーに目をやるとスポンジが底部に張り付けてあります。
そして、取り付け位置にぴったりと寸分の動きもないように入り込んでいます。
これが大音量でも音がビビらない工夫なんだなと感心しました。
スピーカーを持ち上げてみるとコイルの底部におもりのような金属がついた安定した構造になっています。
結構重量のあるスピーカーで安っぽさは微塵も感られません。
スピーカー自体も高音質、大音量の一因のだと思われます。
以上内部のご紹介でした。
やはりダイソースピーカーはコスパ最高だった
結論として、ネットで話題のダイソー700円スピーカーはメーカーの3~4千円のワイヤレススピーカーに匹敵すると考えられます。
そりゃ品薄になるわな。
最後に取り扱い説明書を添付します。