死後の世界

死後の世界は本当にあった

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死後の世界は本当にあるのか

私はどういうわけか子供のころから死後の世界というものに非常に興味があり、様々な本を読み漁りました。

そして今では霊魂の存在とか死後の世界、転生輪廻などについて自分なりに理解しているつもりです。

別に宗教をやっているわけではありません。

宗教はむしろ嫌いです。

これまでも様々な誘いがありました。某学会、桑田真澄の出身校の教え、奈良県の某市の教えなど等全て現世ご利益宗教です。

宗教とは

50歳ごろに宗教の本当の意味が分かりました。

日本にも古来より浄土真宗や真言宗などメジャーな宗教があります。

私が思うに宗教とは人が死んだ時に、その魂が自分が死んだことを理解できるように導く教えなのです。

それ以上でもそれ以下でもありません。

決してその宗教を信じることによって今の生活が良くなったり、願いが叶ったり、自分の徳が増えたりするわけではないのです。

宗教が人生の生き方の指針を示してくれることはありません。

人生の指針は自分が開拓するものだからです。

お葬式の時にひたすら読経するのは「あなたは死んだのです。地上にいてはいけません。導くものに背を向けず従いなさい」と、くどいぐらいに教えているのです。

あの難解な経が生前理解できないのに死後に理解できるかという矛盾はありますがとにかく昔はそれでよかったのです。

とにかく死んだ時に自分の死が理解できず、地上をさまようことが一番魂にとって不幸なことだからです。

天国や地獄はあるのか

自分が死んだことを理解したらどうなるのかというと、一応あの世へ行きます

あの世とは天国や地獄の事かというとそうではありません。この世で悪事を働いたものも善人もすべてあの世に行きます。

悪人だから地獄に落ちるという事はありません。そもそも地獄自体ありません。

天国はというと、あるといえばあるしそれを天国と呼ぶにふさわしいかというとわかりかねます。

映画でメリルストリープ主演の「あなたの死後にご用心」というラブコメディがありました。

死んで死後の世界にやってきた男が天国に行けるかそれともまた生まれ変わるかという二者択一の審判を受ける話です。

私はこの映画に描かれていた世界が真相に最も近いと思っています。

生まれる意味とは

あなたは死んだことがありますか?「何を馬鹿な」といわれるでしょう。しかし全ての人は死を経験しているのです。

誰にも誕生日があるように生まれてきます。では生まれる前は生きていましたか?

そう、生きていません。という事は死んでいたわけです。

私は魂には究極の目的があると考えています。この世界、宇宙、を作りだした究極のエネルギー体。それを神とでも呼びましょう。

エネルギー体も成長して大きくなっていきます。

そのためにエネルギー体の分身に肉体を与え物質の世界で育て分身がそれぞれ成長しきったら回収されエネルギー本体と一体になります。

そのエネルギーの根本要素はいわゆる愛とか慈悲呼ばれるものだと思います。

人間の魂はそれぞれ経験値がある

ドラゴンクエストなどRPGをやられた方はよくご存じだと思いますが、ゲームのキャラクターにHPがあるように人間の魂にもHPがあります。

人はこの地上に生まれ落ちた時からHPをひたすら上げるために人生を歩んでいきます。

このHPはエネルギー本体の成長に必要なエネルギーです。ですからエネルギー本体の根本要素でなければなりません。

つまり、人生で愛、や慈悲という思考のもとに行ったこと、もしくは行おうとしたこと。実現しなくてもいいのです。

要は、動機が愛や慈悲によるものであればその思考自体がHPを上げて行くのです。

またこのHPは、根本要素に合わない思考や行動により下がっていくのです。

転生輪廻とは

やがて人は死を迎えます。死ぬととりあえずあの世で休息します。あの世はそれぞれのHPが同程度の人が集まって暮らします。

生前の親子兄弟とか伴侶といった関係の人はHPが同程度の人が多くあの世でも一緒に暮らすことが多いらしいです。

ところが、HPが上限に達している人はあの世で休息することなくいわゆる天国というところへ直行します。

その天国が最終地点ではありません。最終地点はエネルギー本体と一体になることですから。

恐らくはその天国の生活にも何らかのHPを上げる試練があってそこでのHPの上限をまた向かえたら、またその上の世界に行くことになると思われます。

実はHPが上限に達し天国へ直行する人は極めて稀で殆どの魂はあの世で休息することになります。

魂は休息している間に次の人生を選ぶことになります。いわゆる生まれ変わりのための親探しをするという事です。

自分のHPを上げるために最適な親や境遇を探すのです。

そうやって人間の魂は何度も何度も生まれ変わりを重ねて最終的にHPの上限に達し天国に迎えられるのです。

悪事を働いた者やいわゆる悪霊などというものは別に地獄にいるわけではありません。地獄というものは存在しないからです。

ただ、HPの低い者同士が集まってあの世で暮らしているところはHPの高いものから見たらおそらく地獄に見えることでしょう。

しかしHPが低いのは高くなる余地があるという事で先々に希望があります。

最悪なのは、死んだことが理解できずこの世をうろつく魂。いわゆる、浮遊例とか地縛霊とか呼ばれるものです。

彼らは、相当な時間、つまり何世代にもわたって地上に縛られます。本人の意識の目覚めるまで永遠ともいえる時間を費やします。

これが魂にとって一番最悪なことなのです。

中でも最も地上に縛られるのが自殺です。自らの命を絶つという行為は自分の良心をとても傷つけます。

その傷が執着となってたとえ自分の死に気づいてもその場から離れることができなくなります。

親鸞上人や空海などが宗教として教えたのは死を自覚することなのです。

そのために宗教はあるのです。決して現世宗教に惑わされないようにしましょう。

特に多額の寄付を必要とする宗教は皆ニセモノです。

お寺のお布施はまあ、労働時間給とみなしましょう。

最高のHPを獲得する秘訣

この記事を最後まで読んでいただいたお礼にHPの最高得点を得られる行為を2つお教えしましょう。

一つ目は自己犠牲です。自己犠牲は愛の最高の形です。

二つ目は許しです。制裁をされて当然の者に対する許しは最もパワーのいる行為です。

 

 

 

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