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マスクの流行りが変わってきた。
一時期、プリーツのないのっぺりとしたウレタンマスクを不織布にしたようなマスクがファッショナブルで多く見かけていました。
しかし、最近テレビなどで有名人がよくつけているマスクはちょっと形状が変わってきているみたいです。
冒頭の画像のような二枚マスクをしているような構造をしています。
つまり3D立体構造と言われています。
実は韓国発祥のマスクだった。
不織布のマスクも一時期アマゾンで50枚入りが1万円もしていた時期に比べてずいぶん安くなってきました。
50枚入りでも1000円以下で手に入ります。
1枚20円以下でしょうか。
しかしこの3Dマスクは1枚が100円近くするのです。
実はこの3D立体マスク、韓国発祥のマスクだったのです。
不織布マスクが安価になってきたのはほとんどが中国製であるからなのです。
日本製が安心感があるので韓国製と言われるとどうしても躊躇してしまいます。
しかしこのマスクKF94という韓国独自の衛生基準で作られた、非常に信頼できるマスクだったのです。
マスクの種類
そもそも現在使用されているマスクには目的別に4種類あります。
家庭用マスク
防寒対策、花粉対策、風邪対策、ウイルス対策、
PM2・5など防塵対策
防塵規格マスク
あらゆる有害粒子から呼吸を守るためのマスク
医療用マスク
サージカルマスク(外科手術用であって本来術者の呼気による患者の感染を防ぐためのもの)
高機能マスク
N95マスクなど (医療現場を含む職業感染予防での使用。
着用者への微小粒子から比較的大きな微粒子(油分を含まない微粒子に限る)への曝露を防ぐ。)
世界のマスク基準
まず世界のマスク事情を調べてみましょう。
世界には国によってそれぞれ高性能マスクに基準がありますが絶対的ともいうべきN95という基準です。
N95を基本に各国で様々な規格が設けられています。
ヨーロッパ規格のFFP2、米国のN95、日本のDS2、オーストラリア・ニュージーランドのP2、中国のKN95などです。
最近、韓国が独自の規格を制定し販売しているのがKF94という規格のマスクです。
まず規格を比べてみましょう。
数字だけではわからないのでそれぞれの粒子の大きさをご紹介します。
この表からすると韓国の基準はPFEの粒子が若干大きい試験でろ過率も94%とわずかにN95より低いことになります。
しかしKF94規格のマスクが韓国で大ブレイクし、日本でもブレイクしているしていることには理由があります。
韓国KF94マスクがなぜ売れるのか
第一には装着感です。
実際N95基準のマスクは長時間つけることはかなりの苦痛を伴います。
とにかく息苦しさが半端ありません。
それはろ過がしっかりできているわけですから仕方のないことです。
しかし韓国製のKF94マスクはその形状から口元がずいぶん楽で唇がマスクに当たることが少なくそれだけでも息苦しさは軽減できます。
また、その形状から顔への密着が容易にでき、隙間の空くことがなく心地よい密着感を得ることができます。
偽物に注意!!見分け方。
ところが、このブレイクに目を付けた輩が形状だけをまねて性能が著しく落ちるものを製造し韓国産KF94として多く販売されています。
多くは中国製品です。
中には認証マークさえ偽造しているものもあります。
偽物をつかまされないためには次のことに気を付けてください。
●極端に安価な商品は中国製の可能性があります。(現在の1枚当たりの相場は韓国産は80~100円になっています。)
●性能表示があいまいなパッケージ
●生産国の表示がない、もしくは中国。日本製だったらjis規格を確認する。
●中国語の認証マークが入っている。
●個包装でない(韓国製はほぼ一枚一枚個包装になっています。)
日本製の場合はダイアモンド型で検索
日本のマスクでダイヤモンド型として販売されているマスクは韓国産と同じ形状をしています。
日本の場合KN94表示はありませんが
ダイヤモンド型で日本マスク工業規格のマークが入っていれば安心して使えます。
以下の製品は安心してご購入できます。