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EaseUS Todo Backup Home で不良セクタのあるHDDをクローンしてみた。

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この記事の目次

クローンソフトはEaseUS Todo Backup Home がピカイチ

私が、EaseUS Todo Backup Home にたどり着いた経緯は下の記事に詳細に書いてあります。

前回の記事で、セクタバイセクタ方式でクローンをしたことをご紹介しました。

セクタバイセクタ方式をよく調べてみるとセクターごとにクローンすることでクローン元と全く同じHDDが出来上がるとの事です。

しかしよく考えてみると全く同じHDDが出来るのなら不良セクタも当然クローンされてしまうのではないかという不安はぬぐい切れません。

ところが、EaseUS Todo Backup Homeのセクタバイセクタ方式で作ったクローンHDDから再びクローンを作る時はセクタバイセクタでなくてもエラーが出ません。

ということはと不良セクタは存在しないということになります。

しかし実際のところどうなのか気になりHDDの状態を調べるソフトを使って調べてみることにしました。

CrystalDiskInfoでHDDの健康状態を調べる

CrystalDiskInfoはフリーソフトで下の窓の杜リンクからダウンロードできます。

CrystalDiskIn

リンクに行くといきなりダウンロードが始まりますのでそのまま見守ってください。

CrystalDiskInfoはインストールソフトです。

普通にインストールしてください。

下のアイコンがCrystalDiskInfoです。

ソフトを起動させるといきなりHDDの調査が始まり何の表示もなく10秒ほど待たされます。

操作は全くありません。

10秒ほどするとウインドウが開いて結果が表示されます。

このHDDはクローンを作る際不良セクタがあるため途中でエラーによりクローン作製に至らなかったです。

その後コマンドプロンプトから chkdsk c: /f /rを実行して一応HDDのエラーを修復したものです。

様々な値が並んでいますが不良セクタに関する値は「05」「C5」「C6」の3つです。

い奇なり注意の文字が出て焦りましたが上記の3項目の生の値が一つでも1以上になると注意が表示されます。

このHDDの場合代替処理保留中のセクタ数の生の値が1になっています。

 

代替処理保留中のセクタとは

 

セクタ読み出し時にエラーが発生したセクタです。

ハードディスクのファームウェアによって、将来代替処理を行うと判定されているセクタ。

将来セクタの読み出しに成功すれば、代替領域へデータをコピーします。

また将来セクタに対して書き込みがあれば、セクタ代替処理を行うことになります。

とにかく、これが一つあるためにふつうのクローン作業ができないのです。

「05」「C5」「C6」の生の値は普通一桁であればHDD自体の動作に影響は起きないようです。

つまり、PCの稼働には差し支えないということです。

セクタバイセクタでクローンしたHDDの状態は

そこでEaseUS Todo Backup HomeのセクタバイセクタでクローンしたHDDの状態を調べてみました。

もし、まったく同じHDDができているのならCrystalDiskInfoの数値も全く同じになるはずです。

CrystalDiskInfoはUSBの外付けHDDにも対応しています。

セクタバイセクタでクローン化したHDDの状態が以下の画像です。

C5:代替処理保留中のセクタ数の生の値はゼロになっています。

また健康状態も正常になっています。

不良セクタの中のデータはどうなったのか、不良セクターはクローンしないのかその仕組みは私にはわかりかねます。

EaseUSのホームページにによると不良セクタは回避すると書かれてありました。

回避とはどういうことなのかもわかりませんがとにかく今のところは普通に動きますし、月一回のクローン作りも1時間ほどで終わります。

とにかく、不良セクタのあるHDDのクローンはEaseUS Todo Backup Homeで決まりです。

 

 

 

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