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換気扇の音はするけど吸わない
トイレに限らず天井取り付け型の換気扇が、音はするけれどどうも空気を吸ってない感じがするということがありませんか?
天井の吸い込み口を見ても詰まっている様子もなく掃除機で定期的に掃除しているにもかかわらず詰まっている感じがする。
モーターの音も大きくこもった音がして、空回りしているように感じる。
そんな時はやはり、排気のルートにつまりがあることが考えられます。
一度タバコや線香の煙を使づけてみてください。吸い込みが弱ければ詰まっています。
トイレはどうしても着衣を脱いだり履いたりするため、衣服の繊維ほこりが多数空気中に放出されます。
また、それより問題なのは何といってもトイレットペーパーです。
日差しが差し込むトイレでトイレットペーパーをホルダーから引き出した時の埃を見るとかなりのショックを受けます。
これが肺に入ったらと心配になるほどの埃が舞ってしまいます。
その埃が換気扇を詰まらせる原因なのです。
「しかし換気扇の吸い込み口は埃なんかたまっていない」
しかし、確かに換気扇が空回りしているような音がする。
トイレの換気扇には外にフィルターがある。
そんな感じがする時、その換気扇が天井に付いているタイプならば外のフードのフィルターが詰まっている可能性があります。
実はトイレの換気扇に限らず、天井に付いているタイプでダクトを通じて外に排気する換気扇には必ずフィルターが付いています。
家から出るものの何をフィルターするのでしょうか?
いえいえ、出るものをフィルターするのではありません。
換気扇のダクトは外に開いているのでともすれば、虫やこうもりが侵入したりひどい場合は小鳥が巣を作ることもあります。ゴキブリの侵入も考えられます。
そういうものをフィルターで家の中に入ってくることを防いでいるのです。
ところがこのフィルターが外からの侵入を防ぐと同時に中からの埃もフィルターしてしまうのです。
衣服の繊維やトイレットペーパーのパルプ線維は空中を長時間漂います。
そこへ換気扇で気流を作るとこれらの繊維埃は県汽船に吸い込まれます。
そしてダクトのフィルターを目詰まりさせるのです。
ですからトイレの換気扇の効きが悪かったり音が大きくなっている場合はダクトの出口のフィルターが目詰まりを起こして空気が排出されていない可能性があります。
音が大きくなるのは空気が流れないためにファンの回転に抵抗ができるからです。
しかしこのフィルターに致命的な問題があるのです。