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つい消し忘れる暖房器具
我が家は年老いた母がおり血圧に問題を抱えています。
トイレや、ふろの脱衣所など肌を外気にさらさなければならないところでは冬になると血圧の急上昇が懸念されます。
冷気が直接肌に当たると体温を奪われないように急激に毛細血管が収縮して体温を逃がさないように調節します。
これは自律神経の働きで体を守る反応なのですが、同時に血管が収縮することにより血圧が急上昇することになります。
健康な人には何のこともないのですが、動脈硬化や、糖尿病などの関係で血管が細くなったりもろくなっている人にとっては脳出血や心筋梗塞などのリスクが高まります。
ですからうちはふろ場の脱衣所に速暖できる電気ストーブをおいています。
電気ストーブはかなりの消費電力なのですが常時使わないので電機大は微々たるものです。
しかし怖いのは使うのが高齢の母になるので、消し忘れという事態です。
人感センサー付きという暖房器具もあるのですが人感センサー付きは温風型がほとんどで放射型のものはほとんどありません。
おそらくは放射型はもし人感によって意図しない時に点灯することで火災につながる恐れがあるからなのでしょう。
温風は直接肌に当たると結構寒さを感じるものです。
ストーブの消し忘れを防ぐには
もちろんタイマーという選択が消し忘れには最適なのですが、複雑な操作は高齢者には難しいかもしれません。
また、ダイヤル式の電源タイマーは脱衣所など短時間の使用には操作が難しく、まして老眼の母にはメガネをいちいちかけてタイマーを合わすという動作はかなりの面倒なことになります。
一番良いタイマーはボタン一つで例えば5分間だけ通電するというものでしょう。
余計な操作はないボタンを押すだけ。
そういうタイマーがあれば消し忘れや使い方によっては節電も期待できます。
この冬は電力が足りないとの報道もあります。
というわけで、押すだけ
タイマーを探してみました。
ボタン一つで15分のタイマーが設定できます。時間設定は押すボタンによって違います。
また押したボタンを記憶し24時間ごとにそのボタンが自動的に押される繰り返し機能があります。
できれば最低時間5分が欲しいです。
ボタンが8つもあるのが気にかかるところです。
厚紙などで細工をしてほかのボタンを押せないように隠して15分のボタンを赤の油性マジックで真っ赤にしておくと高齢者でも間違わないでしょう。
価格も手ごろで入手しやすくなっています。
次の商品は秒単位で時間設定できるもので実際私が使っているものです。
5分を設定できるのはありがたいです。
一旦設定するとあとはスタートを押すだけで5分間電気が流れます。
ただ、ボタンの感覚が狭く高齢者にとっては押し間違いということが考えられるかもしれません。
私の場合、下のような細工を施し他のボタンに指が触れずにスタートできるようにしました。
一応、母が最期に入浴した際は電源の確認に行くのですが今まで設定が狂ったり母からクレームが出たこともありません。
ボタン一つでストーブがついて5分経ったら自然に消える。
母にも便利で使いやすいと喜ばれています。