窓ガラスはペアガラスにした方が絶対に良い
ペアガラスまたはツインガラスともいい、メーカーによって呼び方は違うみたいです。
私の家の建築は工務店や建設会社への注文ではなく、設計事務所へお願いしました。
設計事務所のいいところは、施主の立場になってやってくれるところ。
施主は素人はだから知らないだろうというところを勝手に設計者がやってしまうのです。
といっても悪いことではないのです。
施主に選択肢を与えたらおそらく悪い方を選んでしまうと判断した場合、建築士から見ていい方を勝手に選ぶのです。
最初は「余計なことを」とつい思ってしまいますが。
住んでみるとこれが全て理にかなっていて「ありがたや~」と思ってしまいます。
どんなものかといいますと、つまりガラスが2枚の構造になっています。
ガラスの間は真空だったらもっと凄いんでしょうけど、さすがにそれは強度の問題で、ないようです。
まったく結露しない
リビングは隣合った壁2面が殆ど窓です。ベランダ側は1m✖2.2mの開き窓が4つ殆どガラスという感じです。
奥の面も殆ど窓で1m✖1.4mが4つこちらも腰から上はほぼ全面ガラスという感じです。
こんなに窓を作って冬はさぞ寒いだろうと思っていた最初の冬。
暖房の良く効くこと。エアコンで十分暖かく、石油ストーブは使いませんでした。
十分あったかいのに窓にはまったく結露がありません。
ただし、サッシの部分は金属で外気温をそのまま伝えるのでうっすら結露します。
でも、窓の結露に比べたら微々たるものです。
めっちゃ静か!
台風が何度か来ましたが窓を開けないとわからないぐらいです。
騒音はまず聞こえません。
家のすぐ裏に緊急放送の四方スピーカーが立っていて、正午と17時に「エーデルワイス」や「夕焼け小焼け」が放送されるのですが、あまり気になりません。
ただ、もし割れた時、交換の値段が予想できません。
設計段階でシングルガラスとペアガラスの施工時の見積もりの違いを相談されていないので全く分からないのです。
相談されなかったという事はこれが標準で消防法などで決まっているという可能性もありますが、確認できません。
とにかく快適
全面ガラスというのは気持ちいいです。快適です。
しかしさすがに夏の日差しは朝夕とかなり入ってきます。
しかしこれも冷房が良く効きます。
遮光カーテンを閉めて冷房をつけると、たちまち快適温度になます。
コンプレッサーの動き方も鈍いようです。
つまりかなりの節電になっているみたいですね。
メーカーによればサッシ部分も硬質プラスティック製でガラス部分以外の結露もないものがあるらしいです。
冷暖房費で元は取れる
初期費用は少々高くても冷暖房費の節約でいずれもとは摂れると思います。
私の感じでは前住居と冷暖房の規模は同じですがかなり節電になっているように思います。
また、常時居住部分や寝室のみツインガラスにしてあまり使わない部屋や押し入れの窓など必要のないと思われるところは普通のサッシにするという選択肢もあると思います。
とにかく私のオススメ ★★★★★ です。