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カズの知恵袋

注文住宅で後悔しない2つのこと

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マイホーム新築過程には無数の選択がある。

マイホームを建てる際には設計段階から無数の選択肢を迫られます。

家族で相談したりネットで調べたり。

この時ほどネットのありがたさを感じたことはありませんでした。

おおむね、予算内での最高の家ができたと自負はしておりますが、住んでみると「ああすればよかった」「こうしとくべきだった」と何か所か後悔するところが出てきます。

その中でも最も後悔しているところをこれから建てる方々のために書いておきます。

ぜひ良い家を建ててください。

 壁材(壁クロス)

色は好みです。お好きな色になさってください。私はとにかく全て白で統一しました。

我が家はペットもおりませんし、子供もすでに大人です。

メーカーさんの紹介してくれた「呼吸する壁紙」ハウスシックの成分を全部吸い取ってくれるハイテク壁紙を勧められるままに全面にしかもトイレにまで施工しました。

ただ、私の自宅は店舗併用住宅で店舗部分は色は白ですが価格の少し安価なビニール系のクロスにしました。

白は汚れやすいのは承知です。ただ汚れたら拭けばいいと思っていました。

ハイテク系の壁紙はそれなりの機能を果たしてくれているんだろうとは思います。

壁のクロスは付加機能より耐久性を優先せよ

しかし、目に見えるほどの効果は実感できません。それどころかハイテク系の壁紙は耐久性に乏しいのです。

いくら大人だけが住んでいるからといってもコーヒーをこぼしたしぶきがかかったり、スイッチ周りの壁に手あかがついたり。

でも、拭けば取れると思っていました。ところが呼吸する壁紙は和紙みたいなものです。汚れはしみこみそれでも拭いていると壁紙自体がよれて破れてくるのです。

また角の部分はよく掃除機がよく当たるので目に見えて劣化して繊維が解れてきます。

トイレなんかは悲惨です。男性はどうしても壁を汚してしまいます。そんなときも水拭きできないのです。

仕方なくトイレには薄いアクリル板をべ便器の両サイドに貼り付けました。

それに引き換え比較的安価な店舗部分のクロスはビニール系でかなりの汚れも水拭き、洗剤でもOKです

見た目もほとんど違和感がありません。ここでは紙系とビニール系とに分けて論じていますが。紙系のクロスにも最近は水拭き出来て耐久性のあるものが出てきています。

とにかく壁紙は水拭きできるものを選びましょう

家は汚れるものです。汚れの落ちやすいものを施工しましょう。これは住んでみなければわかりません。

それでもハウスシック予防壁紙にしたい方はご遠慮なく選択してください。

ちなみに下の画像はビニール系クロスに鉛筆で落書きしたものを水拭きでふき取ったものです。

 

 換気扇室外フード

家は長く住むものです。換気扇も長く使います。長く使えばメンテナンスも必要です。

しかしそれがメンテナンスできない場所に合ったらどうでしょうか。

換気扇の吹き出し口のフードは虫よけの網が付いています。

例えば上の画像のような感じです。

網が付いているのはいいのですがこれだけ細かい網目だと埃で目詰まりしてきます。ちょうどエアコンのフィルターみたいなものです。

だからエアコンと同じでこのタイプのフードはメンテナンスが必要なのなのです。

あまり目が細かいので24時間換気とか特にトイレはトイレットペーパーの細かい埃や衣服の脱着での繊維埃が目詰まりしてしまいます。

上の画像のように+のねじが付いています。

ネジを取ってフィルターを外してから掃除機などで目詰まりを取り除かなければならないのです。

これに気が付いたのはトイレの換気扇の音が妙に大きくなって空気の流れもない様子だったのでもしやと思い調べてみたのが始まりでした。

その時フィルターはほとんど埃で詰まり隙間はなく密閉状態だったのです。

よく換気扇のモーターが壊れなかったものです。

それが築2年後の事です。

埃は網目の内側にたまります。したがって外から掃除機で吸い取ったりはできません。

必ず外さなければならないのです。

24時間換気を含め台所、トイレ、風呂と合計11か所全て掃除しました。

2階以上の換気扇室外フードは要注意!

さてこれが一階の換気扇ならば何の問題もありません。

脚立でもあれば簡単に取り外せます。

これが2階以上になってくると作業は大変になってきます。フードの下に窓があればそこから身を乗り出して作業もできますが。

フードの真下に窓がない場合は外から梯子で上がらなければなりません。

2階までなら何とかなるでしょう。

実はうちは3階建てですが、幸い3階の換気扇3か所中2か所は窓が下にあり作業ができました。

しかし、台所の換気扇は下の窓が小さくまたシンクが手前にあるので、大変な作業になります。

ですからいまだにメンテナンスをやってない状態です。

幸い、今のところ目詰まりは僅かのようです。

虫よけには仕方のないことなのかもしれませんが、もっとメンテナンスをしやすい位置に設計の時点で配慮しなければなりません。

これから建築される方はそこのところ気が付かないと思いますので、電気関係の人や設計士さんとよく話し合ってください。

トイレの24時間換気扇室外フードの寿命は2年

参考のためにトイレの換気扇吹き出し口のフードのフィルターは2年だと思っておきましょう。

24時間換気ですが、ほぼトイレで併用している場合が多いと思います。

また台所の換気扇は案外長く持ちます。油を使うのでフィルターの目詰まりの原因となる繊維埃が換気扇のファンの油にくっつくからだと思います。

住んでみなければ分からないことがたくさんあります。

これからも何か気が付き次第ブログに上げ皆さんの注意を喚起したいと思います。

 

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