飲食店店舗内の換気に匹敵する空間ウイルス除去方法は別記事で書いています。
コロナウイルスは糞便を通して感染するリスク
コロナウイルスは糞便を介して感染することがわかっています。
自宅なら安心なのですが、外出先のトイレとなると不特定多数の人が使用するので感染のリスクが少なからずあります。
トイレに糞便が付いているのは問題外として、一見きれいに清掃がされているトイレでも感染のリスクはあるのです。
使用した後、水を流した際に目には見えない水滴が便座をはじめ壁、床に飛び散るのです。
手で触るものは手洗い消毒ができますがお尻は直接便座に座るにも関わらず洗うことができません。
大きなスーパーや意識の高いお店になると下の画像のように便座クリーナーディスペンサーが置いてありトイレットペーパーにアルコールを染ませてあらかじめ便座を消毒できるところもあります。
しかし、実際使う際にはなかなかめんどくさくて、お尻ならまあいいかとつい使わないで済ませてしまうことがあります。
完ぺきな対策もトイレが落とし穴。
コロナ感染予防はもはや個人個人の努力にかかっているとしか言えなくなって来ました。
国や自治体が発行している安全マークは全く意味をなしていません。
安全マークはその店がコロナ対策をして、自治体などに届け出て自治体が検査し始めてもらえるものだと思っていました。
実際飲食店の開業届は見取り図などを提出し、手洗いや換気などが基準を満たしているか保健所から検査に来てOKが出て初めて開業できます。
ところがコロナ対策自己安全ポスターについてはあくまで自己申告制で店側が申告すれば検査なしでOKが出るのです。
だからといって、まったく何もしていない店というのは少ないことでしょう。
もしクラスターが自分の店で発生すれば存続の問題になりますから。
たとえ店側が完ぺきに感染予防対策をしていてもコロナに感染した人は結構いるのです。
外出先のトイレは危険を言わさない対策とは。
手洗い、ソーシャルディスタンス、マスク。自分ではしっかり対策しているつもりでも感染リスクはゴロゴロころがっています。
トイレでいくら便座を消毒してもトイレの室内どこにでもコロナウイルスは付着していると思って間違いないでしょう。
いわば、トイレはコロナウイルの巣といっていいのです。
当然何も触らずに用を足すことはできません。
トイレ室内を便座ごと一気に消毒できればこれほど安心なことはありません。
病院の病室消毒に使われる紫外線消毒
特に感染症病院などで病室に患者さんが入れ替わる時や、手術室の消毒などには紫外線消毒器で部屋全体を一気に消毒します。
紫外線の中でもC波と呼ばれその波長が200-290nm 程度のものはウイルスに対してその遺伝子を短時間で破壊し不活性化することが知られています。
病院や救急車の室内、また観光バスの室内などに使われていますがいずれも人がいない時に使われます。
ウイルスに対して非常に効果的な紫外線ですが、ただ人体にも害があります。目や皮ふに対してダメージを与え、ひいては皮膚がんの原因にもなります。
しかしトイレには常時人がいるわけではありません。使用後は無人になりますので、紫外線消毒が使用可能な最適な場所になります。
トイレの紫外線消毒に求められる機能
かといって、人が使用した後いちいち紫外線消毒器のスイッチを入れに行くなどという手ものかかることは飲食店でははばかられることです。
ここで小規模の飲食店に理想的な紫外線消毒器の性能を考えてみましょう。
1、工事することなく置くだけで設置できる
2、できるだけ小型で場所を取らない。
3、ヒトを感知して作動する。
4、ヒトのいる間は紫外線を発しない。
5、ヒトが居なくなったのを感知して一定時間の紫外線照射を始める。
6、照射中に人を感知すれば紫外線照射を止める。
7、その後、人がいなくなれば紫外線照射を始める。
8一定時間紫外線を照射した後は自動的に待機モードになり人を感知するまでスリープする。
9、安価であることに越したことはない。
この条件を満たすことができれば完ぺきなシステムになります。
完ぺきな紫外線発生装置があった!
アマゾンで試行錯誤しながら検索していた時一つの商品が目に留まりました。
この商品です。
↓商品リンク
実際説明だけでは上の条件を満たしているか心配だったのですが買ってみて大正解。
人知れず働いてくれています。
人がいない時は全くのスリープ。人を感知して始めて作動します。全く理想通りの商品でした。
電源はUSB電源で充電式ですが電源をつないだまま作動できます。
どうしても壁方向への照射が無駄なので100均のアルミプレートを後ろに貼りました。
アルミニウムは紫外線をよく反射することがわかっています。
運用風景