夢のスマートホーム【スイッチボット】
「アレクサテレビつけて!」
「チャンネル変えて」
「音量下げて」
「アレクサ暖房つけて」
などなど、台所で両手がふさがっている時にはとても便利なアレクサとスイッチボットの連携です。
これこそスマートホームという感じです。
しかしそんな「スイッチボット」ですがさすがに家電も古いものとか、また、サラウンドアンプ関係のリモコンの登録は項目がありません。
スイッチボットが認識しないリモコンはボタンを一つ一つ覚えさせ学習させなければなりません。
カテゴリは「その他」の分類からの設定となります。
私は、サラウンドアンプのリモコンをボタン一つから「その他」の項目へ学習させました。
表示は最終的に「その他」ではなく「サラウンドアンプ」などと自由に命名できます。
しかし、スイッチボットで「その他」に学習させたボタンはスマホのスイッチボットアプリからしか操作できません。
つまりアレクサに気軽に命令してそうさはできないのです。
しかし、よく説明を見てみると「その他」に学習させたものはIFTTT(イフト)というサードパーティのサービスです。
簡単に言うと異なるサービスを連携させることができるのです。
ちょうど下のような感じです。
アレクサ→IFTTT→スイッチボット
IFTTTというのは、If This Then Thatの頭文字で次のようなことを言います。
If(もし)
This(このアプリでこうする)
Then(そしたら)
That(あのアプリがこう動く)
ということなのです。
IFTTTのサイトもしくはスマホやタブレットのアプリをダウンロードして設定します。
設定ではアプレットという一連の動作を作ることになります。
先ずThisではアレクサを選択し。アレクサとの連携のためにアレクサのIDとパスワードを入力します。
その後アレクサで呼び掛けるときの言葉を登録します。
例えばスイッチボットの「その他」の「サラウンドアンプの電源を入れる」動作なら「サラウンド」などと入力します。
次にThatではスイッチボットと連携するためにスイッチボットのIDとパスワードを入力して連携を完了します。
Thatではスイッチボットの「その他」に作った命令がプルダウンですべて表示されますのでその中から選ぶだけでOKです。
完了すると一つのアプレットとしてIFTTTに次のように表示されます。
アレクサに命令する時は「アレクサ!トリガー!サラウンド」などとキーワードの前にトリガーという言葉を付けます。
もし反応しない場合はキーワードの後にトリガーを発生すると認識することがあります。
とにかくこうやってサラウンドアンプもリモコンを使わずに声だけで操作できるようになりました。
IFTTTが有料になった。
IFTTTはサードパーティーで今までは完全無量でサービスを提供していました。
今までも有料へのバージョンアップはありました。
有料版では、速度が速かったり複数の動作を一度に行えたりとおそらくキーワードの認識も良いのではないかと思われます。
9月ごろからなんとなくアレクサがIFTTT経由の命令を認識しなくなってきました。
そこでよく調べてみるとIFTTTが有料化に向けて無料サービスを縮小したとのことでした。
つまり今までβ版で無料でサービスを提供していたものが正式にIFTTTproとして優良になったのです。
IFTTT Proの料金は次の4つから選択できます。
価格が違うのはまだ、開発にご協力くださいという意味の料金設定なのでしょう。
- $3.99/月
- $5.99/月
- $9.99/月
- $1.99〜(任意の金額に設定)/月
この料金設定は、2020年10月7日までの期間限定で、それ以降は $9.99/月一本に落ち着くのではないかとみられています。
現在無料サービスは3つまでアプレットを持つことが許されています。
3つではいろいろ面白みがなくなります。
もともとスイッチボットだけで学習ボタンをアレクサから操作できた。
そこっでいろいろ調べてみたのですが、なんと、もともとIFTTTなど使わなくても学習ボタンをスイッチボットだけでアレクサと連携できることがわかりました。
もともとスイッチボットの説明に書いてあったのですが何のことかわからないしめんどくさいので飛ばして読んでいました。
これを使うとトリガーなんて言うめんどくさいワードを言わなくても普通の操作と同じようにアレクサに命令できます。
シーン登録はIFTTTと同じ
その機能がシーンの登録です。
もともとは複数の命令を一つのワードで行ったりスケジュールを決めて定刻に動作する登録をするための物らしいのです。
例えば夜10時になったら天井ライトが消えて足元ランプが点くみたいなことです。
ところが、この設定よく見たらIFTTTと同じなんです。
シーンの名前を決めて動作を決めればその他で設定した動作もシーンの名前を呼ぶことでオンになるのです。
実際、IFTTTで作っていたアプレットをすべてシーンに置き換えましたが快調に動いてくれます。
IFTTTより認識も大変よくしかもトリガーなんて言うワードもつけなくて済むのでとても楽です。
簡単なシーン登録
それでは実際にシーンを登録してみましょう。
ここでは、スイッチボットとアレクサの連携は終わっているものとします。
先ずスイッチボットのメイン画面の左上赤の三本線をタップしてメニュー画面を出します。
右の画面が出たらシーンをタップします。
シーンを作成のボタンが出たらタップします。一般設定は手動実行をタップします。
条件設定ではシーンの名前、つまりスイッチの呼び名を決めます。私の場合「サラウンド電源」としました。
呼び名を入力したらアクションを追加で動作を決めます。
右の画面にその他のサラウンドが表示されています。
その他の希望のデバイスを選んでタップしてください。
さらうんのデバイスで登録したボタンの一覧が表示されます。
動作ボタンを登録した時に付けた名前ですのでどの名前がどのボタンか覚えていると思います。
この場合電源ボタンにソニーと名前を付けていましたのでソニーをタップします。
これで「アレクサ!サラウンド電源オン」と言えばスイッチボットのその他に登録したサラウンドの電源が入ります。
必ず忘れずに右上の保存をタップしてください。
そうやって必要なボタンを作っていきます。その都度右の保存をタップするのを忘れないでください。
確認としてアレクサアプリからデバイスを開いてください。デバイスにシーンが追加されています。
シーンをタップすると先ほど作ったシーンが表示されます。
画面は呼び名を後から変更したので少し名前が変わっています。
これで普通にデバイスとしてスイッチボットの「その他」に登録したボタンがアレクサで使えるようになりました。
※アレクサへの呼びかけ注意
アレクサに命令する時は 「アレクサ!シーン名」ではアレクサが受け付けません。必ずシーン名の後にオンにすることを命令してください。
例えば「アレクサ!シーン名!オンにして!」という風につけてください。
ちなみに電源などオンとオフが同じボタンで行われるボタンでオフにする場合も「オンにして」と命令してください。