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エクセルでMP3プレーヤーの収録曲ファイルを作る
メモリカードの大容量化により、MP3プレーヤーに入る曲数はまるでレコード店を持ち運んでいるかのような数になってきました。
また、マイクロSD用スロットの装備などでますます収録できる曲数は増えるばかりです。
MP3のビットレートなどにもよりますが一曲平均4メガバイトだとして内蔵メモリ8ギガには2000曲入ることになります。
またそこへ32ギガのマイクロSDを追加すれば全部で一万曲も入ることになります。
そんなに音源をお持ちの方もあまりおられないと思いますが、たとえ半分の5000曲でも
いざ聴くとなったらどこにどの曲があるのか探すのも一苦労です。
そこでエクセルを使ってすべての曲のリストを作り、曲名五十音順、アーティストの五十音順、アルバム順など簡単に曲が見つかるようなファイルを作ってみませんか?
実際私は、持っているすべてのCDをMP3化してMP3デッキに入れ、曲目五十音順ファイルと歌手別五十音順ファイルをプリントして聞きたい曲がすぐに聞けるようにしています。
曲数は5028曲です。ちなみに下の画像は私の青春歌謡年鑑という昭和の歌謡曲を集めたCD全集を一つのフォルダに入れ好きな曲の番号を入力しただけで聞けるように作ったファイルの冒頭です。
右の番号をデッキのリモコンに入力すれば、結構いいアンプとスピーカーで聞けるようにしてあります。ジュークボックスが家にあるようなものですね。
最近では 安価なFIREタブレットでも同じことができますので最後の方にご紹介したいと思います。
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ではファイルの作り方をみてみましょう。
1.mp3ファイルから情報を抜き出す。
mp3ファイルには以下のような情報が同梱されています。
これはファイルのプロパテイで簡単に見ることができます。
しかしそれを一つひとつコピーしてファイルを作るのでは手書きと変わりません。
簡単にしかも分類ができるように作るのにはMp3tagというソフトを使います。
完全無料のソフトで扱いも超簡単なので安心してください。
インストールと実際の使いかたは別ページを参照してください。
2、エクセルファイルでmp3のタグ情報を整理する
エクセルファイルを開くとこんな感じです。これはすべて、A列に入っています。
すべて;(セミコロン)で仕切られていますが左からタイトル、アーティスト、アルバム、トラック・・・・・ファイルネームが一行に入力されています。
これからこのデータをA、B、C・・・・セルへと振り分けていきます。
データのプレビューで画像のようにデータが縦線で仕訳けられているのを確認し次へ行ってください。完了でも結構です。
この一連の作業を続けて数千曲のエクセルファイルを作っていきます。
3、エクセルファイルの曲順番とMP3プレーヤーの曲順が同じでなければ意味がない。
この後、ファイルを五十音順とか、歌手別、アルバム別などに並び変えて選びやすくするのですが、まず大事なことはこの時点での並び順とMP3プレーヤーの曲の並び順が違ってくると意味がなくなります。
このファイルを並び変える前に通し番号をつけておきます。
4、データーを並び変える
曲目ファイルとして機能するためには、目的の曲がすぐ見つけられることが第一条件です。
それには次のような方法があります。
1、アーティストの五十音順で並び変える。
2、アルバムの五十音順で並び変える。
3、曲名の五十音で並び変える。
この中で最も多くの作業を必要とするのが3の曲名順に並び変えるです。
なぜならエクセルはデータを並び変える時に漢字を扱うのが苦手だからです。
エクセルには数字や文字を昇順や五十音順などに並べ替える機能があります。
エクセルに手入力した漢字は入力した時の変換前のひらがなを覚えていて並び変えても思い通りに並んでくれます。
しかし、外部からコピーしてきた漢字にはひらがなのデータがありません。ですからほとんどの漢字は音読みで扱われます。
また数字やアルファベット、記号などはまた優先順位がが違ってきます。
エクセル上でふり仮名データのない曲名を正しく五十音順に並び変えるためには曲名をひらがなに直すことが必要になってきます。
そのテクニックは別ページにて紹介しています。