ウイルスの寿命最低でも17日、通常の5倍
アメリカ疾病予防管理センター、新型コロナウイルス(Covid-19)が地上で以前発表されていたよりもっと長く生存できることを指摘した。
報告では、日本などのクルーズ船の事案で乗員退避から17日後ですら客室にウイルスの痕跡が見られたこと発表した。
マスクや手洗いはかなり浸透して、ある程度の効果を見出していますが意外と見落としやすいのが靴についたウイルスです。
外を歩くと少なからず人の吐いた飛沫や唾液などを踏んでいる可能性は十分に考えられます。
晴れた日の路上では太陽光線の紫外線でコロナウイルスは短時間で容易に死滅してしまうでしょう。
しかし地下鉄の連絡通路や夜の路上では生き残っているコロナウイルスがウジャウジャ居ることでしょう。
そこを歩いて自宅に帰る以上は当然靴にウイルスは付着します。
いくら体重の大きい人であっても。
踏みつけてウイルスは殺せません。
靴についたウイルスは当然玄関のタイルの上で生き続けることでしょう。
いずれウイルスは死滅しますがそれが毎日のことですから死滅しても毎日補充されるわけです。
玄関はウイルスのプール
外出からもしくは勤務から帰宅した場合。
マスクの処理方法はもう一般的に知れわたっているのでここでは触れません。
手洗い、うがい、入浴は当然のルーティンだと思われます。
しかしそれだけでは家にウイルスを持ち込むことは完全には防ぐことができません。
過去の記事では、衣服やバッグ、めがねなどについたコロナウイルスを極力無力化する方法を模索してきました。
ここまで努力すればほとんどコロナウイルスの自宅への持ち込みは防ぐことができると思われます。
しかし自宅の居室は大丈夫でもコロナウイルスは玄関に靴とともに生きているのです。
宅配便が来て、うっかり裸足で玄関のタイルの上に降りてしまったら、そこから家の廊下にコロナウイルスは付いていきます。
ダイニングの床にも付着することでしょう。
もし食事中に橋などを落として床を触ったら手にウイルスは付着します。
そうなると家はもう路上と何ら変わりのないことになります。
玄関は防疫の要
ということで玄関と靴を定期的に消毒することがウイルスを家の中に持ち込まない手段です。
かといってアルコールを地面にスプレーするのは現状からしていかにももったいない。
手指消毒にも事欠いている状態のアルコールは無理です。
他の記事でも書いていますが比較的安価で気月に使えて効果の抜群な薬剤としては次亜塩素酸水をスプレーしてモップで広げることがいいと思われます。
もっと簡単なのは花王のハイターを100倍に薄めてスプレーするという方法があります。こちらは500ppmの次亜塩素酸ナトリウムになります。
この場合は酸性洗剤と混ざったり目や口に入らないように気を付けてください。
モップは百均でも売っているシートを巻き付けて使い捨てするタイプのものがいいでしょう。
吸水力の大きいモップでは大量の消毒液が必要になってきます。
シートタイプならスプレーした液体を床全体に塗り付ける感覚で使用できます。
靴の裏は外に次亜塩素酸水のスプレーボトルを置いておき、玄関に入る前に靴の裏を中心にスプレーしましょう。
当然濡れますので玄関マットは吸水性の良いものを用意しておきましょう。
私はそうやってウイルスを極力自宅に持ち込むことを未然に防いでおりました。
といってもコロナを見たことがないので持ち込んでいるかどうかは実際にはわかりません。
いまだ感染していないということが証拠?にはならないでしょう。
もしかしたらすでに抗体ができているかもしれません。
ウイルス防御はあくまでも可能性の芽を摘むことであって、ウイルスを持ち込む可能性を可能な限り低くすることです。
努力の割には成否の判定がなく報われない作業です。
そこで簡単かつ効果がある予防法を常にリサーチしています。
靴を消毒できる玄関マット
玄関の土間の消毒は効果的ですが、玄関マットに消毒効果があったら常に靴がウイルスから守られて室内にうっかりウイルスを持ち込むことも極力なくせます。
そこでいろいろ調べた結果、コロナウイルスに対応できる玄関マットは3つありました。
消毒液で洗うタイプ
右のマットは二重になっていて足で踏むと穴から消毒液が吹き出し靴底をあらってくれる仕組みになっています。左は消毒液をふき取る吸水性の良いマットになっています。
アマゾンでは中国発送のものが多く唯一日本の会社の販売品を見つけました。