1. 免許センターへは早めに行く
ハガキに書いてある日曜日の受付開始は8時30分となっていますが実際はそれよりも早く始まっています。早く済ませたい人は30分ほど早く行くといいでしょう。
運転免許更新のお知らせハガキが来た!
「あれからもう5年かあ」いつも思うのが時の流れの速さですね。そう思っても前回の免許更新のて手順がイマイチ思い出せません。もう何度もやってるのに安全協会に入っているのかさえ覚えていません。
「前回は何時に行ったっけ?」「時間ギリギリに行けばよかったのかな?」「早めに行けば長く待つのかな?」などと前回はスムーズに更新してきたはずなのにもう忘れています。
ということで、今回は逐一覚えているうちに備忘録として残しておきます。
このハガキ、ちまたでは安全協会に入ってないと来ないという噂もありますがそんなことはありません。
写真の下を見てもわかりますがハガキは安全協会ではなく公安委員会が出しています。私は前回安全協会に入ってなかったはずですがちゃんと今回も届きました。
ハガキによると免許センターでの受付は次の通りです
(月~金) 9:00~10:00
(日曜日) 8:30~9:30
土曜日、祝日、年末年始はお休みらしいです。
私は仕事を持っているので平日に行くことはできません。
早めに受付しようと思って行ったところ・・・
某日曜日、早く済ませたいので少し早めに行くことにしました。せっかくの日曜日なのに6時起きです。写真撮影もあるので髪をきちっとセットして7:30には家を出ました。
1時間あれば着くだろうと思って出たのですがさすがの日曜日。道路が空いていてスムーズに免許センターへ。8:10には免許センターの駐車場に着きました。
ずいぶん早く来たつもりなのになぜか駐車場にはかなりの車があり、センター入り口に近い良い場所はすでにいっぱいの状態でした。
「みんな早く済ませたいんだなぁ。考えることはみな同じか」などと思いつつセンター入り口に向かいました。
受付は8:30からではなかった!!
免許センターの中に入って驚いたのはもう受付に行列ができていたことです。「ええ~っ?8:30まで並ぶの?」と思いつつよく見るとなんと受け付けはもう始まっているではないですか。「いったい何時からやっているの?」とキツネにつままれた思いで慌てて印紙を買いに窓口へ並びました。
ちなみに印紙売り場は入って右の手前です。
2. 証紙を買う
証紙売り場で更新ハガキを渡します。女の方でした。慣れた手つきでハガキを見て更新費用を算出し、その金額の証紙の貼られた書類と「交通安全香川」という関係のないパンフレットを渡してくれて3000円ですとそっけなく言いました。
私は違反がないので優良ドライバーの区分で3000円でした。安全協会については何の言及もありませんでした。ただ安全協会は隣ですみたいなことを言われました。
書類と一緒にハガキを返してくれますのでそれをなくさないようにしてください。
更新手数料
更新にかかる手数料はつぎのとおりです。
●更新手数料 2,500円
●講習手数料
優良 500円
一般 800円
違反者 1,350円
初回 1,350円
つまり更新手数料2500円に講習手数料をプラスしたものです。違反の有無や初回などの条件によって変わります。
安全協会へは入会しませんでした。
安全協会へ入らないとどうなるか。
「安全協会に入会しない人は1~3の書類を自分で記載して揃えてください」の旨を書いてあります。
3. 運転免許更新申請書と質問票を記入する。
印紙を購入したら奥にある記入台のところへ行きます。記入台の上には何種類かの用紙がおいてありますのでその中から運転免許更新申請書と質問票を取ります。記入台のところには女性警察官の方が二人見回っていて「書き方わかりますか?」と皆さんに声をかけてわからない人には丁寧に教えてくれます。なかなか親切ですね。書き終わったらこの方に見てもらって間違いないか確認すると窓口に何度も並ぶこともないでしょう。
運転免許更新申請書
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申請書は初回用と更新用の二種類の用紙があります。様式はいつか変わるかもしれませんが現在のところ記入欄の色が薄いブルーの方が更新用です。濃いグリーンの方は「更新」の文字がないので初回用です。
黒枠の中の 提出年月日、氏名、フリガナ、電話番号 を書きます。暗証番号-1と-2 は免許が電子化されるのに伴い必須となりました。任意の4桁の番号を二つ考えて記入します。後々、使うかもしれなので書いた番号は控えておきましょう。
写真は自分のお気に入り写真をぜひ使いたい人以外は必要ありません。
質問票
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質問票の提出は私の免許更新経験の中で初めてのことだと思います。最近の薬物による事故や認知症による事故が多発していることから質問票による告知が必要になったと思われます。虚偽の告知をした場合は処罰されます。重大な事故を起こした時に質問票を検証されるのでしょう。
※正常な人であればすべて「□いいえ」にチェックが入ります。
最後に今日の日付と署名を忘れないように書きましょう。
4. 運転免許課窓口で受付をする
提出書類がそろったら入り口から入って左側の運転免許課窓口で受け付けをします。この時点でまだ8:20でした。
写真のような行列ですが5分もかかりません。並んでいる間に提出書類を確認しましょう。足らないものがあったらまた並び直さなければならなくなります。
この時点で必要なものは次の5つです
- 運転免許証更新申請書
- 証紙
- 質問票
- 免許証
- 更新連絡ハガキ
列に並んで自分の番になりました。女性職員の方でした。後ろの人に気を使いながらハガキをなくしたことを伝えると「そうですか、確認しますので少しお待ちください」とコンピューターのところへ行き10秒ほど作業して帰ってきました。「確認できましたのでけっこうですよ」と免許証と書類を渡されました。「二階で視力検査してください」ということでほっと胸をなでおろしながら二階への視力検査へ。
5. 二階の視力検査へ
ここでも10人ばかりの行列を並ぶことになります。何事もなければ一人30秒ほどで終わりますのでそんなに時間はかかりません。
順番が来たら検査の人に書類を渡します。
視力検査を早く終わるには
視力検査で時間が長引くとしたら前に並んでいる人がお年寄りとかで検査に通らない場合です。そんな人が前に3人もいれば大幅に時間を費やしてしまいます。私はいつも列を見回してなるべく若い人が多い列を選んで並ぶようにしています。
ちなみに私も実は眼鏡条件です。「C」の空いている方向を左右の目それぞれで3回づつ答えるともう終わりです。
終わったら2番へ行くように言われます。2番は視力検査で並んでいた背面にあります。検査室の奥を通って並んでいた所に戻り、2番の窓口へ書類を渡します。
6. 登録へ(2番窓口)
2番窓口は新免許証の登録になります。ここで書類を渡して先の待合ブースで待ちます。
待合ブース
書類を提出した順番に名前を呼んでもらって書類をもらいます。私は3分ほどで名前を呼んでもらいました。
その書類を持って写真撮影に行きます。
早く来るとずいぶんスムースに運びます。
7. 写真を撮る
この時点で8:35でした。
写真はいつもの事ですがもっといい顔をすればよかったと後悔します。「もう少し顎を引いてください」と言われるので表情がおかしくなるのかもしれません。今回は集中していい顔を作ったつもりです。ここでもあっという間に終わりました。
8. 講習を受ける
私は優良ドライバーなので簡素化講習です。運転免許更新を早く終わらせる第一条件はまず、違反しないこと。それがいちばんです。優良ドライバーを維持することが更新費用も安くなりますし更新にかかる無駄な時間を極力減らせるのです。
簡素化講習は約30分始まったのが8:40。最初の15分早口の教官が香川県の交通事故の状態を説明。香川県は日本一運転マナーが悪く事故率も多いんだそうです。後半15分はDVDによる交通事故の検証ビデオ鑑賞です。
30分キッチリで教官がビデオを切り女性教員が二人登場。
一人ひとり名前を呼ん新免許証を渡します。これも受付順なので受け付けの早い人ほど早くもらえますが、全員で60人程度なのですぐ終わります。
講習は定員制?
60名ほど入る教室が満員になると講習が始まります。しかし、この時点で8:40なのでまだ一階では受付中です。
ということは簡素化講習の教室は二つあり定員になると締め切られます。間に合わなかった人は次の教室で待機することになるのでしょう。そして次の教室が満員になるまで待つことになるのだと思われます。
講習が半分はビデオなのは教官が次の教室と掛け持ちするからではないのでしょうか。
総括:免許更新を最短時間で済ます方法
- 受付開始時刻の30分前には行くこと。もしかして1時間前でもいいのかも(要検証)。
- 優良運転手であること。
- 書類を適時確認して記入ミスや不揃いを指摘されないこと。
- 事前に動線を確認しておくこと。
エピロ-グ 嘘のようなホントの話
これで備忘録「運転免許更新」は終わりですが最後に免許センターからの帰りに起こった嘘のようなエピソードを書きます。
私は丸亀方面に帰るので五色台方面の元有料道路を走っていました。すると前方にクリーム色のスカイラインのGTR!いかにも若い子が乗って飛ばしそうな車です。
ところがこのスカG、超安全運転でノロノロ走ります。片道1車線なので抜けません。いや、抜けるチャンスもあったのですが、何分安全講習を見てきたばかりで事故の怖さを認識させられたところだったのです。
だからけっこうそのノロノロのスカGとも車間距離を充分とって後ろをノロノロ走っていたのです。すると私の後続車がイライラしているのか私の後ろにぴったり煽り気味についてきます。
それが10キロほど続いたでしょうか車線が広がる交差点に来た時しびれを切らしたのか後ろの車が猛然とダッシュして私とスカGを追い抜いていきました。ところがその時交差点の信号は黄色から赤に変わって所だったのです。
次の瞬間!けたたましいサイレンが鳴ったと思うと前のスカG の窓が開き赤色回転灯をルーフに載せ猛然とその車を追いかけていったのです。
その時、講習のありがたさを身をもって体験しました。