朝トイレで真っ赤なおしっこが出た。
別に何の変哲もない朝でした。
体の調子も悪いわけでもなく、夜中には一回トイレに目覚めましたがその時は全く普通の尿でした。
それが、朝食後仕事前の準備としてトイレに行って排尿した瞬間、わが目を疑いました。
なんと便器の中が真っ赤になるほど尿が赤いのです。
上の画像は合成ですが、誇張はありません。まさにこのような状態のトイレになったのです。
家内に知らせて心配させてはいけないと思い急いで仕事場のPCで血尿のキーワードで調べてみました。
血尿にもいろいろ種類がある。
血尿と言っても目で確認できるほどのものと尿潜血と言って目に見えない顕微鏡レベルの血尿もあるらしいです。
しかし、私の場合は明らかな血尿です。
調べていくうち目で確認できる血尿にもいくつかの種類があることが分かりました。
1,赤黒いどちらかというとこげ茶色に見える尿
尿に血が混入して時間がたつと血液の色が黒っぽくなりそれが尿で薄まってこげ茶色に見えるということです。
ということは泌尿器系でも最初の方法に問題がある、つまり腎臓周辺に問題があることが多いと言われています。
2,オレンジ色の尿
オレンジ色は血尿というより風邪をひいて寝込み汗を多量にかいたときなど普通にある尿の色です。
つまり脱水で尿が凝縮されて色が濃くなっただけでそれほど心配はないと思われます。
ただ、肝機能が低下するとビリルビンという物質が尿に排出され濃いオレンジ色の尿が出ることがあるようです。
もし肝臓系の症状がある場合は気を付けなければならないでしょう。
3,濃い赤色
いわゆる尿というよりも血液という感じの尿の場合は尿に血が混じる場所が出口に近く、その量が多いということになります。
つまり尿管、膀胱や尿道ということになります。
悪性腫瘍の初期に現れやすいということでここまで調べて頭から血の気が引く思いがしました。
病気としては、膀胱炎、腎炎、尿管結石、そして尿路の腫瘍 膀胱がんなどが考えられます。
4,鮮やかな赤色か、ちょっと薄まったピンク色
これも、濃い赤色の尿と同じで血液が尿に混入して時間があまりたっていないことが考えられます。
つまり膀胱や、尿管、尿道などに原因があるようです。
考えられる病気は濃い赤色の尿と同じだと考えられます。
尿管結石と、膀胱結石はすでに体験済みです。
その痛みや症状はよくわかっているつもりです。
今回のの血尿はどう考えても結石ではないと思われます。
尿量も普通ですし考えられる病気としては膀胱がんという最悪な想像ができました。
膀胱がんを覚悟した
1時間ほどネットを調べていてふいに尿意を催したのでトイレに行きました。
ドキドキしながらおしっこを出すと朝と同じ真っ赤な尿です。
これはただ事ではない、膀胱がんかもしれない。
顔から血の気が引きました。
しかし半分開き直って妻を呼び血尿の事を話しました。
そして今から病院へ行ってくることを告げました。
もしかしたら、入院になるかもしれない、場合によっては帰ってこれないかも知れないと最悪のことを言い聞かせました。
「あら、そうじゃ、保険証ね」と言って結構軽く送り出してくれました。
何か拍子抜けです。
市立病院が設備が整っているので、いきなりですが総合病院へ行きました。
泌尿器科は結構空いていました。
男性が多いようです。
看護婦さんから予診を受け採尿することになりました。