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カズの知恵袋

検証!エアコン無料回収王の実態

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解体工事の費用はできるだけ安価に

私の場合、公共事業による立ち退きにかかり、引っ越すことになりました。

立ち退いた後に最後に待っているのが現住物件の解体工事です。

立ち退きの保証は一応それぞれ名目が付いていますが結局は用途に関してその制約はありません。

すなわち、建築費用に予算を多くとりたければ他を削ることになります。

建築費用は予算をケチるともしかしたら手抜き工事される可能性があります。

しかし解体費用は値切ったからと言って手抜きされることがありません。

というか手を抜くという概念がありません。とにかく地上物がなくなればそれでいいのですから。

なるべく安くあげて建築費に予算を回せるようにしたいですね。

エアコンは有償になる

電化製品を処分してくれる解体業者さんもあります。

しかし建築廃材と違って電化製品は不用品の処分として別料金がかかります。

見積もり時業者さんに申告してどのくらいかかるか聞いてみましょう。

解体業者さんもピンキリですから中には全部まとめていくらと提示するような業者さんもいます。

もし、電気屋さんで処分したらどうなるでしょうか?

一般的な価格は以下のようです。

 

取り外し 7000~8000円

運搬費  2000~3000円 

リサイクル料金 1500円

消費税10%

合計12500円~13750円

というところですか。

これが解体する家に3台あれば×3

4台あれば×4

エアコンは事前に自分で処分しましょう

当たり前のことですがそれだけあれば新築の家の家電や住設を充実させたいですね。

そこで、なんとか自分でエアコンを処分できないか模索してみました。

ネットで探したところ『エアコン無料回収王』というサイトが目に留まりました。

サイトを確認してみると、取り外したエアコン無料で持って行ってくれるらしいのです。

早速、サイトのフォームからメールしてみました。

ほどなくして返信メールが届きます。

要約すると

すでに取り外してあるエアコンを簡易梱包しておけば宅配業者が取りに来て持って行ってくれるとのことです。

どうやら取り外しさえ自分でできれば無料で処分できるようです。

取り外しはハードルが高いですが、姉妹会社で取り外しも格安でやってくれるようです。

「エアコン取り外し王」

私の場合は極力資金を使わないようにするため独学で取り外すことにしました。

エアコンの取り外しはエアコン内部にあるフロンガスの封じ込めが重要となってきます。

解体業者によってはエアコンを壁とともに無理やりクレーンで引きはがしフロンガスをパイプから大気中に放出させているところを実際に見たことがあります。

地球温暖化の一因であるフロンガスは適切に処理しなければなりません。

フロンガスを大気中に放出させないためにはガスを室外機の中に封じ込める作業が必要になるのです。

これの作業をポンプダウンといいいます。

方法さえ解れば意外と簡単にできます。

ポンプダウンの方法や取り外し方はネットで検索すると簡単に見つかります。

私はもともと機械いじりが好きな方なので楽しくやりました。

youtubeでポンプダウンの方法が出ていますので埋め込んでおきます。

エアコン取り外しの実際

さて某日曜日、意気込んで朝から作業とりかかりました。

用意するものはスパナ、ドライバー、ペンチ(大き目)、六角レンチセット(エアコンで大きさが違うものがあるのでセットで用意しましょう)

上の動画と全く同じように作業してポンプダウンに成功!

パイプを取り外しても「プシュッ」とも言わず感動ものでした。

完全にフロンガスが室外機の中に封じ込められたことがわかります。

私の場合、取り外しだけが目的なのでパイプは切断してそのままにしておきます。

解体業者もそこまで細かくは言わないでしょう。

同じことを3度繰り返し家じゅうのエアコン3台のポンプダウンと取り外しに成功しました。

あとはこの3台を梱包するだけです。

電話で『エアコン無料回収王』に問い合わせたところプチプチでぐるっとひと巻きしてガムテープで止めるだけでOKということだったのでホームセンターでプチプチ10mとガムテープを買ってきました。

費用は1300円ほどです。

  室外機の梱包方法。

まずプチプチを1mほど切らずに地面に敷きます。

要らない段ボール箱を解体して室外機の底面より少し大きいぐらいの長方形に切ります。途中に折り目があってもOKです。

その段ボールを先に敷いたプチプチの上に敷きます。段ボールを敷くのは室外機の台座に飛び出したところがあるのでそれをカバーするためです。

次にその上に室外機を立てたまま載せます。

プチプチでぐるっと室外機をくるんでみて適当な長さのところで切ります。

あとはガムテープでプチプチをを止めていきます。家庭用の室外機ならプチプチ1重で側面もカバーできます。

あとはビニールひもで二か所ぐらい縦に結べば移動に役に立ちます。

  室内機の梱包方法

室内機の梱包はもっと簡単です。

室内機はパイプやホース、ケーブルが出ていますので新聞紙などを被せてガムテープで止めまとめておきます。

プチプチをしいたらその上に載せくるくると巻いていきます。

最後にガムテープでプチプチを止めれば完成です。

最後にこれもビニールひもで二か所ほどくくれば持ちやすく完ぺきでしょう。

そうやって、3台分を梱包して玄関に並べておきました。

そこから、『エアコン無料回収王』へ再度電話。

なかなか、感じのいい若い女性の対応で安心感があります。

二日後の午後にクロネコヤマトが取りに来るとのことです。
住所、名前、当日の連絡電話番号を聞かれました。

宅配業者が当日にこちらへ連絡するためでしょう。

そして当日午後クロネコヤマトから電話があり今から10分ほどで行きますとのこと。

10分ほどして連絡どおり来たので玄関に置いてあるエアコン3台を指差し「お願いします」と一言。

するとさすがにプロ。一人でひょいひょいとあっという間に全てトラックに積み込むと颯爽と去っていきました。

全く停滞もなくスムーズに終わりました。

ということでサイトに書いてある通り完全無料で3台のエアコンを処分できました。

処分するエアコンをポンプダウンしたり取り外したりすることができればかなりの経費の節約ができます。

しかし女性だけの家庭や、動ける男性がいない家庭などは無理かもしれませんね。

そんな場合は姉妹会社で「エアコン取り外し王」という会社に頼むといいでしょう。

私は利用したことがないのでれびゅーはしかねますが同系列の会社なので安心感があります。

いかにバナーを貼っておきます。

 

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