米や小麦の国際相場が上昇基調!
新型コロナの影響で一部の国が米や小麦、食用油の輸出制限を始めました。
新型コロナの影響による物流の停滞で自国の需要を優先する傾向が各国に出てきたためです。
国連食糧農業機関は世界中の穀物の供給量は潤沢にあり、大きな混乱は避けられるとしています。
日本農水省もこれらの国からの輸入は大きくなく影響は限定的だとしています。
食糧危機は実情を反映しないことがある。
世界的な気候変動により穀物の不作が続き穀物の生産自体が停滞しているなど、絶対量の減少で食糧危機が起こる場合はなすすべはありません。
しかし、今回のコロナ騒動での紙製品のパニック買いでもわかるように在庫があるにもかかわらず店頭から商品が消えてしまうことがあります。
いわゆるパニック買いです。
現在はどこのスーパーへ行っても以前は空だった棚に商品があふれています。
今回の各国の輸出制限は最初に世界最大の小麦輸出国であるロシアが国内供給を優先するとして、4月~6月にかけての穀物輸出に制限を設けたことが始まりでした。
その後各国が追随する形で現在のマップのようになっています。
ロシアは原油問題で原油価格の暴落で苦しい事情があります。
そこへ追い打ちをかける形で新型コロナのパンデミックによる世界の原油の需要が3割も減少し、いよいよ切羽詰まっています。
そこで、ロシアは穀物の相場で原油の穴を埋めようとしているとも考えられます。
相場の操作や物流停滞による食糧不足はいずれ解消する
しかし、一定の期間は我慢を強いられます。
コロナ後に一時的な食糧危機が来ることは容易に予想できます。
また慌ててスーパーに並びますか?
おそらくは買い占め売り惜しみが起きて品不足に拍車をかけることでしょう。
マスクがそうでした。
必要性に気が付いた時には素手に品薄で現在に続いています。
しかし、マスクは中国が輸出を緩和してから民間ベースでも少々割高ですが手に入るようになってきました。
4月8日現在、楽天やアマゾンでは50枚入り3500円ぐらいの相場で予約販売しています。
どうやら中国から大量に民間ベースでの輸入が解禁になったようです。
コロナ後には一時的な食糧難に
時事ドットコムニュースに次のようなニュースが出ていました。
食糧危機は中国から始まる
マスクにしろ前回の新型インフルエンザの時に学習していれば多少の備蓄はしていたでしょう。
しかし、のど元過ぎればというのが人の常です。
食糧難についてはおそらくは餓死者が出るような大げさなものではないでしょう。
ある特定の品物が一定の期間入手できないというようなそんな事態が単発的に起こるような気がします。
1993年の米騒動でタイ米を食べた事を思い出しましょう。
1993年(平成5年)の異常な冷夏によりこの年コメの記録的な不作が起きました。
それによりコメ市場は大混乱になり、消費者から業者までが米の確保に奔走し最終的にはタイから米を輸入する事態にも発展しました。
当時は日本米を買う時にタイ米をバーターで買わなければ売ってくれない米屋が続出しました。
1994年は猛暑でコメの収穫が戻りこの収穫を持って平成米騒動といわれた米不足は解消しました。
この時もマスクと同じようにスーパーの長蛇の列に並ぶおなじみの光景が見られました。
米に関してはその経験を踏まえ、政府が米の備蓄を制度化し現在100万トンが備蓄され1993年と同じ状況に陥っても市場に潤沢に米が流通するようになっています。
しかし、デマでトイレットペーパーをはじめとする紙製品が店頭から消えた最近の減少を見ると商品はあっても買えない状況は起きるということがわかります。
コロナで生産者が危機
不安を煽っているわけではありません。
何事も先んじて行動することでリスク回避ができます。
コロナが今後どういう経過をたどるかは分かりません。
しかし、もはや様々な業種で大きな痛手を受け始めています。
それは農業や漁業にも波及することは目に見えています。
今だからこそ備蓄を
みんなが一斉に求めるから品薄になりそれに乗じた買い占め売り惜しみが横行し一時的な品不足は今後もあり得ます。
皆が日頃から備蓄をしていればどんなデマが流れても品不足になることはありません。
ですから平時こそ備蓄をしていきましょう。
日々の買い物で何かを買う時少しだけ余分に買ってそれを備蓄していく。
一度にたくさん買う必要はありません。
保存できるものを買う時に一つだけ多めに買っておいてそれを備蓄しておくのです。
備蓄の仕方は次の記事で詳しく書いていきます。