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エアコンを掃除をしたらルーバーが動かなくなった。
初夏のある日、そろそろ地球温暖化の異常な夏に備えようとエアコンの掃除をしました。
スーパーでエアコンクリーナースプレーを買ってきてフロントパネルを開けてスプレーで内部の熱交換フィンを掃除しました。
夏の終わりには防カビのために乾燥運転のボタンで乾燥させるのですがどうしても吹き出し口や上下左右ルーバーにカビがついてしまいます。
うちのクーラーはパナソニックのスタンダードなのでルーバーを簡単に外すような仕組みにはなっていません。
どうしても内部を掃除するためには上下ルーバーを無理やり開いて割りばしに雑巾を巻き付け内部を拭いていきます。
今年も例年のごとく掃除を終わり完ぺきとは言えないけれどそこそこきれいになったエアコンを試運転しました。
ところが本来冷房なので上下ルーバーは勢いよく開いて水平近くになるはずなのですが、真下を向いて上がってきません。
こういう時は再起動!一旦、停止させました。停止させるとルーバーは完全に閉まってしまうのでどうやら壊れてはいないようです。
そうして再起動させたのですがやはり同じ角度で止まってしまい水平とは程遠い角度になってしまいます。
ルーバーが動かないのはほとんどルーバーの軸受けのつぶれ
ルーバーの構造からおそらくはルーバーの軸受けのつぶれだと思われます。
しかし一応、駆動系も調べてみましょう
試しにルーバーを触ってみたのですがどうもグラグラでルーバーを動かす駆動系につながっていないようです。
しかしなぜか停止の時は完全に閉まってしまいます。
ネットで検索してみると上下ルーバーは外せるようなのですが仕組みがいまいちわからないので下手に触って修復不能になっても困ると思い躊躇していました。
1週間ほど我慢したのですがカスタマーに電話して修理を頼むか自分で外してみるか悩んでいました。
それも以前トイレの水が止まらなくなったときTOTOの修理を頼んだら5分ほどの修理で部品代が100円。
出張費、技術料などで合計6900円も取られたのでできることなら自分で修理したいといろいろ調べました。
何とかルーバーを外せる知識が入手できたので思い切って外してみました。
エアコン上下ルーバーの外し方
パナソニックのスタンダードは大体同じだと思われますが、上下ルーバーの真ん中あたりに受け軸があります。
まずこの受け軸をルーバーから外します。
受け軸をルーバーから抜くような方向に押してやります。軸が完全に抜けたらルーバーを少し動かせて軸の中心を穴からずらします。
中心の軸が外れるとルーバーがしなりますので両手で手前にU字型にゆがめます。できればまず左の軸を穴から抜きます。これは簡単に外れます。
次に右の軸も穴から抜きます。これも抜くというより自然に外れます。
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